感冒の神様(共通語)

かんぼうのかみさま

概要

鳩間島にナーマ屋敷があり、そこに子供が7名いた。食べ物はそれほどなかったが、みんな健康であった。ある人が、部落では病気する人が多いが、なぜあなた達は病気しないのかと聞いた。その健康な人は、「夜烏が鳴くときはパナシキ(感冒の神)が来ているとき。」と教えた。その部落の人はそれから夜烏が鳴くときはガンガン音を立てて追い払ったら、パナシキもいなくなった。それ以来部落の人は毎年願いをして、「シマフサル」という形になっている。

再生時間:4:25

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民話詳細DATA

レコード番号 47O200457
CD番号 47O20C027
決定題名 感冒の神様(共通語)
話者がつけた題名
話者名 鳩間昭市
話者名かな はとましょういち
生年月日 19240415
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町字鳩間
記録日 19750808
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字鳩間T68A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード ナーマ屋敷,夜烏
梗概(こうがい) 鳩間島にナーマ屋敷があり、そこに子供が7名いた。食べ物はそれほどなかったが、みんな健康であった。ある人が、部落では病気する人が多いが、なぜあなた達は病気しないのかと聞いた。その健康な人は、「夜烏が鳴くときはパナシキ(感冒の神)が来ているとき。」と教えた。その部落の人はそれから夜烏が鳴くときはガンガン音を立てて追い払ったら、パナシキもいなくなった。それ以来部落の人は毎年願いをして、「シマフサル」という形になっている。
全体の記録時間数 4:42
物語の時間数 4:25
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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