根原神殿(ねはらかんどぅう)は、玻座間御嶽の神様で、お宮は、私達が願っていますよ。この神様は、屋久島から竹富に六人の人がおいでになってよ、うちの神様は一番歳は下だけれども、もうこの子は頭がいいので、六人の人をみんな役割を決めるとき、「あなたはこっちの神様を守りなさい。木の神は木を守りなさい、水の神は水を守りなさい。あなたは、川に行って魚から色々取りなさい。こっちは麦の神様、これ粟の神様。」と割当られたとき、うちの神様と幸本(こんと)御願は、粟の神様が当たったそうです。で、私らの神様は、「戊子(つちのえね)の日に粟を持ってなさい。」と言って、自分は蒔いて、この幸本(こんと)御願は、翌日の己丑(つちのとうし)の日に蒔いたら、私らの神様の粟も、幸本御願の粟も見たら同じように、大変良く実っておるけれど、一緒にミサクという御神酒を作るのに、水三升を入れたら、私の家の神様の粟は、大変固くてこんなに動かされんけれども、この己丑(つちのとうし)の日に粟を蒔いた幸本御願の粟は、ちょうどよく似ているけれども、その同し三升を炊いてミサクという御神酒を作ったら、水のようにしておるからが、根原神殿が勝って、幸本御願は負けたそうだ。だから、幸本御願は、「この日に蒔かないで、私らの神様の蒔く日に蒔けば、同し色合いで似ているけれども、実が多い。」と言って、同じ日にまくようになったそうだよ。
| レコード番号 | 47O200379 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C023 |
| 決定題名 | 根原神殿と種取り(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 根原康 |
| 話者名かな | ねはらやす |
| 生年月日 | 19030609 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町字竹富 |
| 記録日 | 19950910 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 竹富町字竹富T30A5 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 沖国大国文学科平成8度卒業論文 竹富島の民話 p41 |
| キーワード | 屋久島,粟 |
| 梗概(こうがい) | 根原神殿(ねはらかんどぅう)は、玻座間御嶽の神様で、お宮は、私達が願っていますよ。この神様は、屋久島から竹富に六人の人がおいでになってよ、うちの神様は一番歳は下だけれども、もうこの子は頭がいいので、六人の人をみんな役割を決めるとき、「あなたはこっちの神様を守りなさい。木の神は木を守りなさい、水の神は水を守りなさい。あなたは、川に行って魚から色々取りなさい。こっちは麦の神様、これ粟の神様。」と割当られたとき、うちの神様と幸本(こんと)御願は、粟の神様が当たったそうです。で、私らの神様は、「戊子(つちのえね)の日に粟を持ってなさい。」と言って、自分は蒔いて、この幸本(こんと)御願は、翌日の己丑(つちのとうし)の日に蒔いたら、私らの神様の粟も、幸本御願の粟も見たら同じように、大変良く実っておるけれど、一緒にミサクという御神酒を作るのに、水三升を入れたら、私の家の神様の粟は、大変固くてこんなに動かされんけれども、この己丑(つちのとうし)の日に粟を蒔いた幸本御願の粟は、ちょうどよく似ているけれども、その同し三升を炊いてミサクという御神酒を作ったら、水のようにしておるからが、根原神殿が勝って、幸本御願は負けたそうだ。だから、幸本御願は、「この日に蒔かないで、私らの神様の蒔く日に蒔けば、同し色合いで似ているけれども、実が多い。」と言って、同じ日にまくようになったそうだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:47 |
| 物語の時間数 | 2:45 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |