モーイ親方の長男であるセイモンは利口者だったが、きちがいみたいに見せかけていたのでモーイ親方は残念がり、母親はショックで死んでしまった。そしてみんなにもバカにされた。セイモンが二十歳になったとき、薩摩の王から難題が来た。琉球は薩摩に借金があり、難題が解けたら許してやるといってきた。モーイ親方は王に呼ばれ、「誰か薩摩に行って難題を解いてくれないか」と言われたので毎日悩んでいた。それを見たセイモンが行くといいだした。難題は雄鳥の卵、灰縄、恩納岳を持ってこいということだった。さっそく薩摩に出かけていった。薩摩の王が「なぜ、おまえが来たのか」と聞かれたので「私の親はお産で来れなかった。」というと「ばかな。男がお産をするか。」と言ったので「そうでしょう。だから雄鳥の卵というのもありませんよ」と言い負かした。次の灰縄は、お膳に縄をなって、火を燃やし、見事に灰縄を作った。「恩納岳を持ってきたか。」と聞かれたので「沖縄には恩納岳を載せる船がありませんので船を下さい」と言って難題を全部解いた。そして希望通り、一日殿様をつとめた。
| レコード番号 | 47O200211 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C012 |
| 決定題名 | モーイ親方-難題(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 東盛弘介 |
| 話者名かな | あいもりこうすけ |
| 生年月日 | 19010730 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町字竹富 |
| 記録日 | 19750807 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 竹富町字竹富T42B8 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話、 伝説、 |
| 発句(ほっく) | むかし |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | セイモン,利口者,薩摩,難題,雄鳥の卵,灰縄,恩納岳,一日殿様 |
| 梗概(こうがい) | モーイ親方の長男であるセイモンは利口者だったが、きちがいみたいに見せかけていたのでモーイ親方は残念がり、母親はショックで死んでしまった。そしてみんなにもバカにされた。セイモンが二十歳になったとき、薩摩の王から難題が来た。琉球は薩摩に借金があり、難題が解けたら許してやるといってきた。モーイ親方は王に呼ばれ、「誰か薩摩に行って難題を解いてくれないか」と言われたので毎日悩んでいた。それを見たセイモンが行くといいだした。難題は雄鳥の卵、灰縄、恩納岳を持ってこいということだった。さっそく薩摩に出かけていった。薩摩の王が「なぜ、おまえが来たのか」と聞かれたので「私の親はお産で来れなかった。」というと「ばかな。男がお産をするか。」と言ったので「そうでしょう。だから雄鳥の卵というのもありませんよ」と言い負かした。次の灰縄は、お膳に縄をなって、火を燃やし、見事に灰縄を作った。「恩納岳を持ってきたか。」と聞かれたので「沖縄には恩納岳を載せる船がありませんので船を下さい」と言って難題を全部解いた。そして希望通り、一日殿様をつとめた。 |
| 全体の記録時間数 | 6:39 |
| 物語の時間数 | 6:39 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |