雨蛙不孝(方言)

概要

 蛙は、親不孝者でございまして、お父さんが話しましたらね、いつもお父さんと必ず反対にね、やってくるから、お父さんはね、もういよいよ死に際になってね、「これはもう反対に受け取るもんだから、もう反対に言うといた方がいいだろう。」と思いましてね、「僕が死んだら、川の側に墓を作ってくれ。」とおっしゃったらしいですね。そしたらもう蛙は、「もういつもお父さんと反対しよったから、死に際には、もうお父さんの一声ね、聞いたから、もう本気に受けんとならん。」と思いましてね、川の側に墓を作りました。そしたところその晩に、大水でね、もういっぺんにもう墓もね、みんな流されてしまったそうでございます。それで、蛙は親不孝者だといいます。

再生時間:1:17

民話詳細DATA

レコード番号 47O200070
CD番号 47O20C005
決定題名 雨蛙不孝(方言)
話者がつけた題名
話者名 南風盛八重
話者名かな はえもりやえ
生年月日 18970211
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町字竹富
記録日 19750807
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字竹富T39B3
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 動物昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 沖国大国文学科平成8度卒業論文 竹富島の民話 p98
キーワード 反対,川,墓
梗概(こうがい)  蛙は、親不孝者でございまして、お父さんが話しましたらね、いつもお父さんと必ず反対にね、やってくるから、お父さんはね、もういよいよ死に際になってね、「これはもう反対に受け取るもんだから、もう反対に言うといた方がいいだろう。」と思いましてね、「僕が死んだら、川の側に墓を作ってくれ。」とおっしゃったらしいですね。そしたらもう蛙は、「もういつもお父さんと反対しよったから、死に際には、もうお父さんの一声ね、聞いたから、もう本気に受けんとならん。」と思いましてね、川の側に墓を作りました。そしたところその晩に、大水でね、もういっぺんにもう墓もね、みんな流されてしまったそうでございます。それで、蛙は親不孝者だといいます。
全体の記録時間数 1:33
物語の時間数 1:17
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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