雲雀はね、天の神様のお使いなさったと。このお使いというのは、「人間が生き返るから、人間にこの薬を持って行って飲ましてきなさいね。」とのことで、雲雀に薬をあげたら、この雲雀さんは、その薬を持って行く途中で道の側にイチビーの実がたくさんなっていたから、これをあるのはみんな取って食べた後で、「ああ、大変だねえ、この薬預かって来たのが、どうしたのかねえ。まあ今からでも遅くはない。」と言って、瓶のとこに行ったら、この薬が入った瓶がが壊れておったって。それで、ジンチナーは、「まあ、困ったことだねえ。それでも、少し残ってるから、それでも人間の手の爪と足の爪にやってあげないと、うちは困る。」とのことで、もうこういう事情をまたね、天の神様に知らせたわけさ。そしたら、天の神間は、「お前は人の言うこと良く聞かなかったね。もう嘘をついたんだね。」って言ってよ、罰として足を括ったから、その括られた足がもう小さくなっているって。それから困ったことをしたって、雲雀はね、今でも自分の心であやまりながら、「お金が欲しい、お金が欲しい。」って言って、ジン、チン、ジン、チンと空飛んだりよ、跳ねたりするそうです。
・イチビー‥‥野苺。
| レコード番号 | 47O200042 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C003 |
| 決定題名 | 雲雀の話(方言混じり) |
| 話者がつけた題名 | ヂンチナーの話 |
| 話者名 | 石川明 |
| 話者名かな | いしかわあき |
| 生年月日 | 18981008 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町字竹富 |
| 記録日 | 19750807 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 竹富町字竹富T38B2 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 動物昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 沖国大国文学科平成8度卒業論文 竹富島の民話 p95 |
| キーワード | 天の神様,薬,イチビー,ジン |
| 梗概(こうがい) | 雲雀はね、天の神様のお使いなさったと。このお使いというのは、「人間が生き返るから、人間にこの薬を持って行って飲ましてきなさいね。」とのことで、雲雀に薬をあげたら、この雲雀さんは、その薬を持って行く途中で道の側にイチビーの実がたくさんなっていたから、これをあるのはみんな取って食べた後で、「ああ、大変だねえ、この薬預かって来たのが、どうしたのかねえ。まあ今からでも遅くはない。」と言って、瓶のとこに行ったら、この薬が入った瓶がが壊れておったって。それで、ジンチナーは、「まあ、困ったことだねえ。それでも、少し残ってるから、それでも人間の手の爪と足の爪にやってあげないと、うちは困る。」とのことで、もうこういう事情をまたね、天の神様に知らせたわけさ。そしたら、天の神間は、「お前は人の言うこと良く聞かなかったね。もう嘘をついたんだね。」って言ってよ、罰として足を括ったから、その括られた足がもう小さくなっているって。それから困ったことをしたって、雲雀はね、今でも自分の心であやまりながら、「お金が欲しい、お金が欲しい。」って言って、ジン、チン、ジン、チンと空飛んだりよ、跳ねたりするそうです。 ・イチビー‥‥野苺。 |
| 全体の記録時間数 | 3:37 |
| 物語の時間数 | 3:21 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |