鬼餅由来(共通語)

概要

首里の、あの方に、あの男と女と兄弟がいたそうです。それでこの男の人は鬼になって人をあれであった。殺してきていつも炊いて食べよったと。それで女のあの兄弟が人から話を聞いて、本当かね、噂話かねってみたから、鍋をあけたから、本当に人のあの骨から何から炊いて、あの大きな鍋に炊かれていたと。そぉして、この女の人はもぉ、あのこんなにしたら大変と言って、あの鬼餅を作って、自分の物は餅ばかり、このあの男の人にあげる物は中に金を入れ、鉄筋を入れて炊いて、そしてあっちのあの大里、あの城址のあの高い所があるでしょう。あっちの方に連れて行って、あっちでこの人は餅は大変好きであったと。「この餅(むぅちぃ)を食べてきよぉねぇ、兄さん。」と言って、連れて行って、そしてそぉ、その高い所に、前の方にこの男を立てて、自分は後の方で、「はい、こっちで食べなさい。」と言って、この鉄筋の入ったあの餅を兄、兄にあげて、したら、これを食べると言って、んだもぉ、こんなこんなするうちに、落ちて死んだ。この時から鬼餅はつくられたと。そうして、あの大里村はあのこっちの方より、一日早く、あっちは餅(むぅちぃ)はやるとこの日にしたら、餅(むぅちぃ)喰(くぅぇ)鬼(うなぁ)にうちゅ食べられるからと言って。〈笑〉あっちの方はもぉ、大里村は一日は早く鬼餅は作ると。 

再生時間:1:59

民話詳細DATA

レコード番号 47O378865
CD番号 47O37C372
決定題名 鬼餅由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 神里ツル
話者名かな かんざとつる
生年月日 19051020
性別
出身地 南風原町山川
記録日 19910828
記録者の所属組織 南風原町口承文芸調査団
元テープ番号 南風原町T153A12
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 首里,男と女,鬼,殺して食べよった,鍋,人の骨,鬼餅,餅の中に金,大城址,落ちて死んだ
梗概(こうがい) 首里の、あの方に、あの男と女と兄弟がいたそうです。それでこの男の人は鬼になって人をあれであった。殺してきていつも炊いて食べよったと。それで女のあの兄弟が人から話を聞いて、本当かね、噂話かねってみたから、鍋をあけたから、本当に人のあの骨から何から炊いて、あの大きな鍋に炊かれていたと。そぉして、この女の人はもぉ、あのこんなにしたら大変と言って、あの鬼餅を作って、自分の物は餅ばかり、このあの男の人にあげる物は中に金を入れ、鉄筋を入れて炊いて、そしてあっちのあの大里、あの城址のあの高い所があるでしょう。あっちの方に連れて行って、あっちでこの人は餅は大変好きであったと。「この餅(むぅちぃ)を食べてきよぉねぇ、兄さん。」と言って、連れて行って、そしてそぉ、その高い所に、前の方にこの男を立てて、自分は後の方で、「はい、こっちで食べなさい。」と言って、この鉄筋の入ったあの餅を兄、兄にあげて、したら、これを食べると言って、んだもぉ、こんなこんなするうちに、落ちて死んだ。この時から鬼餅はつくられたと。そうして、あの大里村はあのこっちの方より、一日早く、あっちは餅(むぅちぃ)はやるとこの日にしたら、餅(むぅちぃ)喰(くぅぇ)鬼(うなぁ)にうちゅ食べられるからと言って。〈笑〉あっちの方はもぉ、大里村は一日は早く鬼餅は作ると。 
全体の記録時間数 2:06
物語の時間数 1:59
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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