カシチー由来(共通語)

概要

昔、泣き陣の男が追われて大里城に来た。大里城にはおじさんがいて匿ってくれた。しかし「ここではずっと隠しておくことはできないから南風原の本部へ行きなさい」と言われ、与那原を廻って牛を買いながら本部へ向かった。兼城の黄金森付近で夕立にあったので、雨宿りをするためにお墓に入った。しばらくして墓の中から手が出て来て男のカタカシラをつかんだ。男は振り向かず「ウシミチルヤル ソーラルイ」と言うと、「助けてくれ」と言う。男は「城に登るにはすぐに登れないから形見を出しなさい」と言う。娘は顔に被せてあるタオルを渡す。タオルを持って男は城に上がる。それを見た親は「間違いない」と言って、墓から娘を出す。そして初七日ということで、餅をたくさん作ってあったが、娘が帰って来たお祝いということで、赤飯とカシチーを作ってお祝いした。その男も「ありがたい」と言って娘の婿にした。また、男が墓で娘にカタカシラを引っ張られた時に連れていた牛をドゥドゥ牛ぐゎーと言って村中のスージ道を廻り魔除けをして、全部のスージ道を廻った後、村の人みんなで牛を殺して食べたり、牛の血を土につけて結び門につけたりした。

再生時間:9:54

民話詳細DATA

レコード番号 47O378853
CD番号 47O37C372
決定題名 カシチー由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 金城文
話者名かな きんじょうふみ
生年月日 19210628
性別
出身地 南風原町津嘉山
記録日 19910825
記録者の所属組織 南風原町口承文芸調査団
元テープ番号 南風原町T152B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 今帰仁の男,大里城,おじさん,匿った,南風原の本部,与那原,牛,兼城の黄金森付近,夕立,雨宿り,お墓,カタカシラ,助けてくれ,形見,タオル,墓から娘を出す,初七日,餅,お祝い,赤飯とカシチー,娘の婿,ドゥドゥ牛ぐゎー,魔除け,牛の血,門
梗概(こうがい) 昔、泣き陣の男が追われて大里城に来た。大里城にはおじさんがいて匿ってくれた。しかし「ここではずっと隠しておくことはできないから南風原の本部へ行きなさい」と言われ、与那原を廻って牛を買いながら本部へ向かった。兼城の黄金森付近で夕立にあったので、雨宿りをするためにお墓に入った。しばらくして墓の中から手が出て来て男のカタカシラをつかんだ。男は振り向かず「ウシミチルヤル ソーラルイ」と言うと、「助けてくれ」と言う。男は「城に登るにはすぐに登れないから形見を出しなさい」と言う。娘は顔に被せてあるタオルを渡す。タオルを持って男は城に上がる。それを見た親は「間違いない」と言って、墓から娘を出す。そして初七日ということで、餅をたくさん作ってあったが、娘が帰って来たお祝いということで、赤飯とカシチーを作ってお祝いした。その男も「ありがたい」と言って娘の婿にした。また、男が墓で娘にカタカシラを引っ張られた時に連れていた牛をドゥドゥ牛ぐゎーと言って村中のスージ道を廻り魔除けをして、全部のスージ道を廻った後、村の人みんなで牛を殺して食べたり、牛の血を土につけて結び門につけたりした。
全体の記録時間数 10:03
物語の時間数 9:54
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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