昔、喜屋武にフカタイという芋で儲けたウェーキがいた。あるウマチーの時に、糸満にハーリーがあるのだが使用人達は見に行きたいのにカンダバーを植えに行かせる。怒った使用人達はそんなにするんだったらと畑に行き、カンダバーを全部逆さに植えた。作業をすませ帰って来た下男達を主人は山羊汁をつくって御馳走した。山羊汁を食べた下男達は「私達はカンダバーを逆さに植えてしまいました。直してこないといけないですね」と言うと、主人は「いや、カンダバーは逆さに植えても生えてくるんでそのままにしておきなさい。それよりもできるだけどんどん多く植えなさい」と言った。それほど心の広い金持ちがいた。
| レコード番号 | 47O378638 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C357 |
| 決定題名 | フカタイイェーキ(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 野原キク |
| 話者名かな | のはらきく |
| 生年月日 | 19231102 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 南風原町喜屋武 |
| 記録日 | 19910827 |
| 記録者の所属組織 | 南風原町口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 南風原町T136A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 喜屋武,フカタイ,芋で儲けたウェーキ,ウマチー,糸満にハーリー,カンダバー,逆さに植えた,山羊汁心の広い金持ち |
| 梗概(こうがい) | 昔、喜屋武にフカタイという芋で儲けたウェーキがいた。あるウマチーの時に、糸満にハーリーがあるのだが使用人達は見に行きたいのにカンダバーを植えに行かせる。怒った使用人達はそんなにするんだったらと畑に行き、カンダバーを全部逆さに植えた。作業をすませ帰って来た下男達を主人は山羊汁をつくって御馳走した。山羊汁を食べた下男達は「私達はカンダバーを逆さに植えてしまいました。直してこないといけないですね」と言うと、主人は「いや、カンダバーは逆さに植えても生えてくるんでそのままにしておきなさい。それよりもできるだけどんどん多く植えなさい」と言った。それほど心の広い金持ちがいた。 |
| 全体の記録時間数 | 1:49 |
| 物語の時間数 | 1:43 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |