あのね一般的にねユタ、ユタというものがあるでしょう沖縄でね、あぁいう場合にねあのあぁいう場合に通じてね判断させに行くわけ、自分の家庭のね例えば五年見せるなら五年、人に五年分の判断させに行くわけ月日があるんだよ、でその時に行くでしょ行って世の中の噂でね美人の女が行った場合にね、術をかけて寝かしてね寝た時分に自分の部屋にいえばあの連れて行ってね、ほんで何かやるんだよ寝ておるから裸にしたかもう分からないさ、ほんでそういう話しはね一般的に出てしまった、な、出てねほんでこの北谷王子という者の耳に入ったわけ、これをそのままほっといたらこれ大変なことになる、ほんでね自分の家内自分のねうん美人だよこの人をね行かすわけ試しに、でねこのあのタカシマダみたいな綺麗な髪恰好ねして行かしたわけ、行かしたらその通りあのやられておるほんで帰って来てここ髪の後ろ見たらもうグシャグシャになっておるんだ、「あぁこれはもう本当だ。今から私があのやらなければ誰があの人殺す、かたずけることは出来ない。」といってあのすぐ坊さんの所に行ってね、いろんな話ししながら、「こうこういうことをやったのは貴様だろう。」とほんであのこの人は刀を抜いてやったわけさ、逃げて絶対にこの人には勝てないからんで逃げてね、自分の家のこの部屋のおぉ庭に前に井戸があるんだよ、黒金座主の家井戸があるからね自分から入りこんで死んだ。「怨みははらしに来るから。」と投げ声をして井戸の中に入りこんでしんだ〔何の掛け声ですか〕怨みをはらすからと、んでもうこれはかたずいたわけだよ、な、かたずいてそんで終わったと思ったらね、その人のあの北谷王子のあの家庭にね男の子が生まれた場合、ね、必ず殺すんだあのこの幽霊が出てきて黒金が出て、そんであの北谷王子というのはもう分かっておるから、ね、で皆にいっているんだ、「とにかく男が生まれたら男といわずに女(いなぐ)んでぃいえ。」女んでぃあんしえ男でぃしぇ分かいしが(そしたら男というのは分かるが)黒金座主は分からないから大きな声でね、大女んでぃいり、そしてその後からね生まれる子供は男が生まれても大女、といったわけよまた女が生まれたら大男(うふいきが)この言葉はないよ、ただね男救うためのいい方だからほんでもう取りに来ない命を、「なぁなぁもう男生まれないなぁ。」とあのもうあれは安心しておるわけさ〔あぁじゃ最初生まれた男の子なかはもうすぐ死んだと〕そう命取られたわけだ。うりどっから出て来るか分からんからねそれだけ。
| レコード番号 | 47O378254 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C339 |
| 決定題名 | 黒金座主と北谷王子(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 安里周徳 |
| 話者名かな | あさとしゅうとく |
| 生年月日 | 19150610 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 那覇市首里 |
| 記録日 | 19910825 |
| 記録者の所属組織 | 南風原町口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 南風原町T104A02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | ユタ,判断,美人,術,北谷王子,タカシマダ,綺麗な髪恰好,坊さん,命取られた |
| 梗概(こうがい) | あのね一般的にねユタ、ユタというものがあるでしょう沖縄でね、あぁいう場合にねあのあぁいう場合に通じてね判断させに行くわけ、自分の家庭のね例えば五年見せるなら五年、人に五年分の判断させに行くわけ月日があるんだよ、でその時に行くでしょ行って世の中の噂でね美人の女が行った場合にね、術をかけて寝かしてね寝た時分に自分の部屋にいえばあの連れて行ってね、ほんで何かやるんだよ寝ておるから裸にしたかもう分からないさ、ほんでそういう話しはね一般的に出てしまった、な、出てねほんでこの北谷王子という者の耳に入ったわけ、これをそのままほっといたらこれ大変なことになる、ほんでね自分の家内自分のねうん美人だよこの人をね行かすわけ試しに、でねこのあのタカシマダみたいな綺麗な髪恰好ねして行かしたわけ、行かしたらその通りあのやられておるほんで帰って来てここ髪の後ろ見たらもうグシャグシャになっておるんだ、「あぁこれはもう本当だ。今から私があのやらなければ誰があの人殺す、かたずけることは出来ない。」といってあのすぐ坊さんの所に行ってね、いろんな話ししながら、「こうこういうことをやったのは貴様だろう。」とほんであのこの人は刀を抜いてやったわけさ、逃げて絶対にこの人には勝てないからんで逃げてね、自分の家のこの部屋のおぉ庭に前に井戸があるんだよ、黒金座主の家井戸があるからね自分から入りこんで死んだ。「怨みははらしに来るから。」と投げ声をして井戸の中に入りこんでしんだ〔何の掛け声ですか〕怨みをはらすからと、んでもうこれはかたずいたわけだよ、な、かたずいてそんで終わったと思ったらね、その人のあの北谷王子のあの家庭にね男の子が生まれた場合、ね、必ず殺すんだあのこの幽霊が出てきて黒金が出て、そんであの北谷王子というのはもう分かっておるから、ね、で皆にいっているんだ、「とにかく男が生まれたら男といわずに女(いなぐ)んでぃいえ。」女んでぃあんしえ男でぃしぇ分かいしが(そしたら男というのは分かるが)黒金座主は分からないから大きな声でね、大女んでぃいり、そしてその後からね生まれる子供は男が生まれても大女、といったわけよまた女が生まれたら大男(うふいきが)この言葉はないよ、ただね男救うためのいい方だからほんでもう取りに来ない命を、「なぁなぁもう男生まれないなぁ。」とあのもうあれは安心しておるわけさ〔あぁじゃ最初生まれた男の子なかはもうすぐ死んだと〕そう命取られたわけだ。うりどっから出て来るか分からんからねそれだけ。 |
| 全体の記録時間数 | 5:14 |
| 物語の時間数 | 5:09 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |