子供の肝 仲順流れ(共通語)

概要

昔、金はもうとても黄金(くがに)といって宝だからね、これこの人は持っておったそうですよ。仲順大主が、この人はまた学者でもあるんだが、結局自分の子供達三男までおるんだが誰にくれるかをこれ迷うて、まぁこのテストのために結局三名集めて、「わしはもう年寄ってあの人の乳を飲まんと生きられんから、あんた達が自分の娘えぇ、〈息子を結局仲順からいったら孫なるわけよね〉これを犠牲にしてもわしに乳を飲ましてくれるか。」と聞いたら長男も次男も、「あぁこういうことはできない、自分の子供を殺してまで親、あんたにあげるあれはない。」と三男は考えて、「お父さんというのはもう二度ともうできないが、子供産めばいくらでもできるから、そんなら子供を犠牲にしてあげよう。」ていって、「そんなら道、島のあっちに松が生えた所にあの子供、まぁ埋葬しにまぁ埋めに行くから自分の住んでいる所から島の所に、あの森の方に松が生えた所にまぁ埋めなさいなぁ。」といって結局そこに黄金(くがに)を隠してあったんでしょう。それで結局、「三尺(さんざく)掘ってごらん。」といって、まぁ泣きながら子供も抱えて、これもう埋めるていって三尺(さんざく)掘ったらそこから壺が出て、引き出して見たら黄金(くがに)がもういっぱいつまって、まぁこれはあん、「あんたにやるから。」と三男にあげて、らしい話しですよ。それからあの歌もあるでしょうね、あの十月のエイサーなんかにはよくありますよ、結局長男と次男は、「気でも狂ったか、あんた気でも狂ったのか、新しい息子あっ孫を殺してまでは乳飲ますというのは、あんた気でもふれたか。」といっていったんだが、三男は、「お父さんはまたとはもう拝まれん、子供達は若いから産めばいくらでも産めるから、子供を犠牲にしてまでもお父さんにお乳をあげるよ。」といったそうらしい。

再生時間:2:40

民話詳細DATA

レコード番号 47O378160
CD番号 47O37C334
決定題名 子供の肝 仲順流れ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 照屋善徳
話者名かな てるやぜんとく
生年月日 19171125
性別
出身地 南風原町神里
記録日 19910307
記録者の所属組織 南風原町口承文芸調査団
元テープ番号 南風原町T93A27
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 黄金,仲順大主,学者,自分の子供達三男,乳,松が生えた所,子供,埋葬
梗概(こうがい) 昔、金はもうとても黄金(くがに)といって宝だからね、これこの人は持っておったそうですよ。仲順大主が、この人はまた学者でもあるんだが、結局自分の子供達三男までおるんだが誰にくれるかをこれ迷うて、まぁこのテストのために結局三名集めて、「わしはもう年寄ってあの人の乳を飲まんと生きられんから、あんた達が自分の娘えぇ、〈息子を結局仲順からいったら孫なるわけよね〉これを犠牲にしてもわしに乳を飲ましてくれるか。」と聞いたら長男も次男も、「あぁこういうことはできない、自分の子供を殺してまで親、あんたにあげるあれはない。」と三男は考えて、「お父さんというのはもう二度ともうできないが、子供産めばいくらでもできるから、そんなら子供を犠牲にしてあげよう。」ていって、「そんなら道、島のあっちに松が生えた所にあの子供、まぁ埋葬しにまぁ埋めに行くから自分の住んでいる所から島の所に、あの森の方に松が生えた所にまぁ埋めなさいなぁ。」といって結局そこに黄金(くがに)を隠してあったんでしょう。それで結局、「三尺(さんざく)掘ってごらん。」といって、まぁ泣きながら子供も抱えて、これもう埋めるていって三尺(さんざく)掘ったらそこから壺が出て、引き出して見たら黄金(くがに)がもういっぱいつまって、まぁこれはあん、「あんたにやるから。」と三男にあげて、らしい話しですよ。それからあの歌もあるでしょうね、あの十月のエイサーなんかにはよくありますよ、結局長男と次男は、「気でも狂ったか、あんた気でも狂ったのか、新しい息子あっ孫を殺してまでは乳飲ますというのは、あんた気でもふれたか。」といっていったんだが、三男は、「お父さんはまたとはもう拝まれん、子供達は若いから産めばいくらでも産めるから、子供を犠牲にしてまでもお父さんにお乳をあげるよ。」といったそうらしい。
全体の記録時間数 2:43
物語の時間数 2:40
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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