このマジク山と言うのは、それあの部落の大きな山があって、大きいと言っても、どれくらいかなぁ、こんもりとしたねぇ、もの凄いこんもりした山が、山と言うよりも平たい所のあっち、ここには大昔大きな井戸があったらしいですねぇ。大きい井戸が。で、これは首里から南山を攻める時に、あぶりと言うですかぁ、昔、馬のね、偉い侍がねぇ、乗ってる、これ黄金(くがに)だったらしい。金というかなぁ、非常に高価なあぶりを掛けた侍が、ここ平たい所だから周囲は畑で、そこに入りこんで来たら終わりで、馬諸共(うまむろとぅも)この井戸に落ちてしまったらしい。もうこれあぶよ、黄金(くがに)これ相当のもんですよ。(・・聞き取り不能・・)これが。それでその後、もうここに黄金(くがに)ぬ花が咲きよった。〔 あぁ九月(くんがち)九日だな、あれは菊酒やるのは。〕そで、ここでは今も九月(くんがち)九日は屋敷(やしち)の御願やるわけよ。ね隅々をやるんだが、これ何か黄金(くがに)のこの、あれの御願でもあると言う話なんだが、これどういうふうにして今度は掘り出したかというあれがあるわけぇ、伝説。これはもう年寄りから聞いた話で、で、これを掘って取るために、あれは、あれ何処かなぁ、その井戸あった所掘って見たら、全部もうこの黄金を、あぶいを取るため、黄金を取るため掘った人は、どんどん井戸掘り出して、やっておる所を島尻南部の人が首里から酒か、酒を買ってね、注いでここ通るのを(・・聞き取り不能・・)あるから、この人は、「片一方は重たいから、〈このふちゃと言うんですよね〉、この土の塊を、これをくれないか。」と井戸掘ってる連中に言ったらね、この人はもう黄金と分かっておるから、光っておるから、うん、「片一方は重たいからこれにあれしてやるからくれないか。」と、「貰いなさい。」って、そうしたら、この持っていったのが黄金(くがに)であったと言う話なんでしょうね、伝説。そうして掘った人はだから、運がいいとは、いいことをする人だね。運がつく、悪いことする人は、え、まぁこれ何か教育の話でないすかねぇ。年寄りからの話は、だからやなくとぅやしぇならんどぉやぁと、いいことをする人のね、黄金もちゃんと黄金に見えるが、悪いことをすると見えません。黄金には見えないと、石や土にしか見えないんだよぉというようなことで(・・聞き取り不能・・)という昔話がある
| レコード番号 | 47O378101 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C332 |
| 決定題名 | 黄金の花(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 神里富市 |
| 話者名かな | かんざととういち |
| 生年月日 | 19180901 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 南風原町山川 |
| 記録日 | 19910307 |
| 記録者の所属組織 | 南風原町口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 南風原町T90A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | マジク山,大きな山,井戸,首里,南山,馬,偉い侍,黄金, |
| 梗概(こうがい) | このマジク山と言うのは、それあの部落の大きな山があって、大きいと言っても、どれくらいかなぁ、こんもりとしたねぇ、もの凄いこんもりした山が、山と言うよりも平たい所のあっち、ここには大昔大きな井戸があったらしいですねぇ。大きい井戸が。で、これは首里から南山を攻める時に、あぶりと言うですかぁ、昔、馬のね、偉い侍がねぇ、乗ってる、これ黄金(くがに)だったらしい。金というかなぁ、非常に高価なあぶりを掛けた侍が、ここ平たい所だから周囲は畑で、そこに入りこんで来たら終わりで、馬諸共(うまむろとぅも)この井戸に落ちてしまったらしい。もうこれあぶよ、黄金(くがに)これ相当のもんですよ。(・・聞き取り不能・・)これが。それでその後、もうここに黄金(くがに)ぬ花が咲きよった。〔 あぁ九月(くんがち)九日だな、あれは菊酒やるのは。〕そで、ここでは今も九月(くんがち)九日は屋敷(やしち)の御願やるわけよ。ね隅々をやるんだが、これ何か黄金(くがに)のこの、あれの御願でもあると言う話なんだが、これどういうふうにして今度は掘り出したかというあれがあるわけぇ、伝説。これはもう年寄りから聞いた話で、で、これを掘って取るために、あれは、あれ何処かなぁ、その井戸あった所掘って見たら、全部もうこの黄金を、あぶいを取るため、黄金を取るため掘った人は、どんどん井戸掘り出して、やっておる所を島尻南部の人が首里から酒か、酒を買ってね、注いでここ通るのを(・・聞き取り不能・・)あるから、この人は、「片一方は重たいから、〈このふちゃと言うんですよね〉、この土の塊を、これをくれないか。」と井戸掘ってる連中に言ったらね、この人はもう黄金と分かっておるから、光っておるから、うん、「片一方は重たいからこれにあれしてやるからくれないか。」と、「貰いなさい。」って、そうしたら、この持っていったのが黄金(くがに)であったと言う話なんでしょうね、伝説。そうして掘った人はだから、運がいいとは、いいことをする人だね。運がつく、悪いことする人は、え、まぁこれ何か教育の話でないすかねぇ。年寄りからの話は、だからやなくとぅやしぇならんどぉやぁと、いいことをする人のね、黄金もちゃんと黄金に見えるが、悪いことをすると見えません。黄金には見えないと、石や土にしか見えないんだよぉというようなことで(・・聞き取り不能・・)という昔話がある |
| 全体の記録時間数 | 3:48 |
| 物語の時間数 | 3:35 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |