今帰仁城に英祖王の次男湧川王子が世継ぎをした。昔、今帰仁の兆年系が今帰仁城を築いたが、ある時、利勇に滅ぼされ、後に義本王系統が今帰仁城をおさめた。しかしそれではうまい具合にいかないので、英祖王の次男の湧川王子が養子となった。その王子の長男は湧川按司、次男は今帰仁按司である。長男はあまり知識がないといって、湧川の山に行って天孫子の元祖(新里屋)を祭ってやれといわれる。次男は今帰仁城主となる。その長男がオカハルーといい、その頃羽地にいた羽地按司の長男の羽地とは従兄になり、オカハルーと羽地は城主争いで、結局、オカハル―は滅びた。オカハル―とその妻は屋部に逃げ、(本部マンナー山)妻はそこのヒジ川で死ぬ。オカハル―の子供の仲宗根若按司は12男まで子供を産む。長男は今帰仁子、次男も今帰仁子と言った。次男は湧川王子、湧川按司、オカハルの元祖を葬った。またその子供は満名村で国づくりをし、満名大主、その子が満名子、その子が満名大屋子、その次男が安平田子である。仲宗根若按司から三代か四代目の七男と八男が中頭の伊波部落と嘉手苅部落へ逃げていく。嘉手苅の自然ガマへ隠れる。子の時、嘉手苅大主の娘がさしつかった。娘は美男子が立っているので、不思議に思い「どちらの方ですか」とたずねると、「今帰仁城の子孫だ」と答えた。二人は娘に嘉手苅大主を呼んで欲しいと言った。嘉手苅大主は「按司の子孫であるなら、伊波城を作って下さい」と言う。兄の七男は山田城を造る。そうして伊波に12男まで子供が生まれる。浦添に養子を遣る時、伊ジュの名をとり、イマイジ按司となり、その長男が浦添?按司、そしてその子が浦添若按司、その子が安波茶子、その次男が仲間大主、その長男が安波茶里之子、次男が仲間大主であり、その仲間大主は尚泰久の命により安平田子に養子に入った。
| レコード番号 | 47O377983 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C325 |
| 決定題名 | 今帰仁王党(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 大城浩紀 |
| 話者名かな | おおしろこうき |
| 生年月日 | 19311230 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 南風原町津嘉山 |
| 記録日 | 19910306 |
| 記録者の所属組織 | 南風原町口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 南風原町T80B05 T81A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 今帰仁城,英祖王の次男湧川王子が世継ぎ,利勇に滅ぼされた,義本王系統,養子,長男は湧川按司,次男は今帰仁按司,長男はあまり知識がない,湧川の山,天孫子の元祖,次男は今帰仁城主,長男がオカハルー,羽地按司の長男,従兄,城主争い,オカハル―とその妻,屋部に逃げた,ヒジ川で死ぬ,仲宗根若按司,12男ま,子供,長男は今帰仁子,次男も今帰仁子,次男は湧川王子,満名村で国づくり,満名大主,満名子,満名大屋子,次男が安平田子,仲宗根若按司,中頭の伊波部落,嘉手苅部落,自然ガマ,嘉手苅大主の娘,今帰仁城の子孫だ,嘉手苅大主,伊波城,山田城,伊波に12男,浦添に養子,伊ジュ,イマイジ按司,浦添按司,浦添若按司,安波茶子,次男が仲間大主,長男が安波茶里之子,尚泰久の命,安平田子に養子 |
| 梗概(こうがい) | 今帰仁城に英祖王の次男湧川王子が世継ぎをした。昔、今帰仁の兆年系が今帰仁城を築いたが、ある時、利勇に滅ぼされ、後に義本王系統が今帰仁城をおさめた。しかしそれではうまい具合にいかないので、英祖王の次男の湧川王子が養子となった。その王子の長男は湧川按司、次男は今帰仁按司である。長男はあまり知識がないといって、湧川の山に行って天孫子の元祖(新里屋)を祭ってやれといわれる。次男は今帰仁城主となる。その長男がオカハルーといい、その頃羽地にいた羽地按司の長男の羽地とは従兄になり、オカハルーと羽地は城主争いで、結局、オカハル―は滅びた。オカハル―とその妻は屋部に逃げ、(本部マンナー山)妻はそこのヒジ川で死ぬ。オカハル―の子供の仲宗根若按司は12男まで子供を産む。長男は今帰仁子、次男も今帰仁子と言った。次男は湧川王子、湧川按司、オカハルの元祖を葬った。またその子供は満名村で国づくりをし、満名大主、その子が満名子、その子が満名大屋子、その次男が安平田子である。仲宗根若按司から三代か四代目の七男と八男が中頭の伊波部落と嘉手苅部落へ逃げていく。嘉手苅の自然ガマへ隠れる。子の時、嘉手苅大主の娘がさしつかった。娘は美男子が立っているので、不思議に思い「どちらの方ですか」とたずねると、「今帰仁城の子孫だ」と答えた。二人は娘に嘉手苅大主を呼んで欲しいと言った。嘉手苅大主は「按司の子孫であるなら、伊波城を作って下さい」と言う。兄の七男は山田城を造る。そうして伊波に12男まで子供が生まれる。浦添に養子を遣る時、伊ジュの名をとり、イマイジ按司となり、その長男が浦添?按司、そしてその子が浦添若按司、その子が安波茶子、その次男が仲間大主、その長男が安波茶里之子、次男が仲間大主であり、その仲間大主は尚泰久の命により安平田子に養子に入った。 |
| 全体の記録時間数 | 13:32 |
| 物語の時間数 | 13:32 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |