まぁ最後のあれ結論の所、劇にもやってましたが、あの雄鳥の卵ぐゆぅ言うのと、持ってこいちゅうのと、弁ヶ岳を持ってこいちゅうのとそれから灰縄ぐゆぅ言って、灰で縄つくと、後何だったかな、まぁその程度でしょうね、難問は、島津公から、難題をそで島津公の前で、こう、申しひらきをするわけですよ。モーイ親方の親に、いえぇ、本当は来たんだがモーイ親方行くわけよ、代理で、返事は私がやる言うことで、「あぁ、何でその父親を呼んだのにお前が来たか。」ちって、えぇ怒られたら、えぇその時に、「うちの父親は、産もよおしてると、お産前で来れない。」いうこと言ったらねぇ、「ばかやろうは、と、男がお産するか。」とで、「雄鳥の卵産むか。」ということ返したそうですよ。それが分かってるのに、何で雄鳥の卵を持ってこいちゅうのか、ちゅうことですね。弁ヶ岳は、まぁいしくと言ったら「まぁ土方の親分らを皆集めて、港までは持ってきた。けれども琉球は小国でその船がありませんと。弁ヶ岳を乗せる船がありませんと、船を貸して頂戴。」と言って、所がその島津にも無かったわけですね。灰縄ちゅうのは、灰で縄なうんでなくて、灰に塩をふりかけてから、塩、塩水に浸してから焼いたらくずれないそうですね。縄よ。縄に火付け燃やしてしまえば、あぁ灰縄だということ、縄で、いえ灰で縄をになくって、縄を焼けば、あ、あく、灰の縄になるちゅうわけですよ。そして今度は、これだけの知恵者がおると、責められないということで、今度はその人の肝試しやったんですねぇ。そして「何か、えぇ希望のあれは、望みの褒美を取らせる。」と言ったら、「殿様になりたいと《後五分間とか、三分間とか》あのそこに座らせてくれ。」言って、座らして、えぇ王様になるわけですよ。島津の王様に座るわけですよ、交替して、そうして何か税金のことか何か、「あの重税を課したのがあるもんで、その証文を出せ。」と言って出させるわけですよ、部下に、それ破って見せるわけですよ。税金を無くするわけですよ、重税を破ってしまうわけですよ。それで出して、それ皆の前で破ってしもうたら、今度はもうそれで終わりちゅうことで、えぇおりてきたら、いきなり、えぇ切り掛かって来るわけですよねぇ、三方から、二方からか、両方から、こう切り掛かって来るのを、自分は無手で、武術が、いわゆる空手が達者だったでしょうねぇ、して、皆こう重ねて、こう踏んづけるでしょ、それで島津公に褒められたっつう、頭もいいが、武術もかなう、できるいうことでね。
| レコード番号 | 47O377743 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C314 |
| 決定題名 | モーイ親方 難題 一日殿様(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 与那嶺亀助 |
| 話者名かな | よなみねかめすけ |
| 生年月日 | 19160325 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 南風原町宮平 |
| 記録日 | 19910308 |
| 記録者の所属組織 | 南風原町口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 南風原町T68A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 芝居にあった |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 雄鳥の卵,弁ヶ岳,灰縄,難問,島津公,モーイ親方の親,代理,産もよおし,琉球,船,知恵者,望みの褒美,殿様,証文,破った,武術,空手が達者 |
| 梗概(こうがい) | まぁ最後のあれ結論の所、劇にもやってましたが、あの雄鳥の卵ぐゆぅ言うのと、持ってこいちゅうのと、弁ヶ岳を持ってこいちゅうのとそれから灰縄ぐゆぅ言って、灰で縄つくと、後何だったかな、まぁその程度でしょうね、難問は、島津公から、難題をそで島津公の前で、こう、申しひらきをするわけですよ。モーイ親方の親に、いえぇ、本当は来たんだがモーイ親方行くわけよ、代理で、返事は私がやる言うことで、「あぁ、何でその父親を呼んだのにお前が来たか。」ちって、えぇ怒られたら、えぇその時に、「うちの父親は、産もよおしてると、お産前で来れない。」いうこと言ったらねぇ、「ばかやろうは、と、男がお産するか。」とで、「雄鳥の卵産むか。」ということ返したそうですよ。それが分かってるのに、何で雄鳥の卵を持ってこいちゅうのか、ちゅうことですね。弁ヶ岳は、まぁいしくと言ったら「まぁ土方の親分らを皆集めて、港までは持ってきた。けれども琉球は小国でその船がありませんと。弁ヶ岳を乗せる船がありませんと、船を貸して頂戴。」と言って、所がその島津にも無かったわけですね。灰縄ちゅうのは、灰で縄なうんでなくて、灰に塩をふりかけてから、塩、塩水に浸してから焼いたらくずれないそうですね。縄よ。縄に火付け燃やしてしまえば、あぁ灰縄だということ、縄で、いえ灰で縄をになくって、縄を焼けば、あ、あく、灰の縄になるちゅうわけですよ。そして今度は、これだけの知恵者がおると、責められないということで、今度はその人の肝試しやったんですねぇ。そして「何か、えぇ希望のあれは、望みの褒美を取らせる。」と言ったら、「殿様になりたいと《後五分間とか、三分間とか》あのそこに座らせてくれ。」言って、座らして、えぇ王様になるわけですよ。島津の王様に座るわけですよ、交替して、そうして何か税金のことか何か、「あの重税を課したのがあるもんで、その証文を出せ。」と言って出させるわけですよ、部下に、それ破って見せるわけですよ。税金を無くするわけですよ、重税を破ってしまうわけですよ。それで出して、それ皆の前で破ってしもうたら、今度はもうそれで終わりちゅうことで、えぇおりてきたら、いきなり、えぇ切り掛かって来るわけですよねぇ、三方から、二方からか、両方から、こう切り掛かって来るのを、自分は無手で、武術が、いわゆる空手が達者だったでしょうねぇ、して、皆こう重ねて、こう踏んづけるでしょ、それで島津公に褒められたっつう、頭もいいが、武術もかなう、できるいうことでね。 |
| 全体の記録時間数 | 5:04 |
| 物語の時間数 | 5:04 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |