善綱大屋子まぁ通常中城湾ね、与那原一帯あの辺でいつも漁に出ておられたそうだがねぇ、そこで亀を捕って、それを何かとても大きかったんですよね、背負って来たという話があるんだけど、その途中亀に噛まれて死んでしまって、でその人をここに、あの拝所なってる所はその善綱大屋子の屋敷だったそうですがね、でそこにお墓を作って葬ったら、二、三日後にこの家族の人が行って見たら、この死体が無くなっておったって、び、びっくりして、ど、どうしたなかなぁって驚いている所に、どっからとなく天から声が聞こえてきてね、「善綱大屋子は死んだのではない。神に召されてニライカナイに行ったんだ。」と言う声が聞こえて、ま神様のお告げだと言われておるんだが、それからこの屋敷を御嶽としてね、その部落民がこのまつ、祀って、そこが今の善綱御嶽(ゆくちなうたき)になってるんだという話があるんですねぇ。でぇ宮平にこのぉ門中というのがあるさぁねぇ、大城とか仲村とか赤嶺とか、でぇ一番大きな門中が仲村っていう門中があるけどね、そこの門中はこの人の子孫だという、善綱大屋子の子孫というあれが、そしてそこの門中が主に自分たちの祖先のあれだということで、で戦後、お宮を作って、私達が子供の頃は一寸したがじゅまるの木の下に、簡単な拝所があったんだけどね、今はもうりっぱなお宮が出来て、毎年旧の、まいろんな行事の時にお参りするけど、ウマチーには部落中揃って拝むんですよ。そういうのがまぁ伝説というのかなぁ、一つの歴史というか、そういう話は前からありますがねぇ。
| レコード番号 | 47O377731 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C313 |
| 決定題名 | 善縄御嶽(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 大城栄吉 |
| 話者名かな | おおしろえいきち |
| 生年月日 | 19241215 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 南風原町宮平 |
| 記録日 | 19910308 |
| 記録者の所属組織 | 南風原町口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 南風原町T67A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 村の老人達から |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 善綱大屋子,中城湾,与那原一帯,漁,亀,亀に噛まれて死んだ,拝所,善綱大屋子の屋敷,墓,死体が無くなった,神,ニライカナイ,神様のお告げ,宮平,門中,大城,仲村,赤嶺,ウマチー |
| 梗概(こうがい) | 善綱大屋子まぁ通常中城湾ね、与那原一帯あの辺でいつも漁に出ておられたそうだがねぇ、そこで亀を捕って、それを何かとても大きかったんですよね、背負って来たという話があるんだけど、その途中亀に噛まれて死んでしまって、でその人をここに、あの拝所なってる所はその善綱大屋子の屋敷だったそうですがね、でそこにお墓を作って葬ったら、二、三日後にこの家族の人が行って見たら、この死体が無くなっておったって、び、びっくりして、ど、どうしたなかなぁって驚いている所に、どっからとなく天から声が聞こえてきてね、「善綱大屋子は死んだのではない。神に召されてニライカナイに行ったんだ。」と言う声が聞こえて、ま神様のお告げだと言われておるんだが、それからこの屋敷を御嶽としてね、その部落民がこのまつ、祀って、そこが今の善綱御嶽(ゆくちなうたき)になってるんだという話があるんですねぇ。でぇ宮平にこのぉ門中というのがあるさぁねぇ、大城とか仲村とか赤嶺とか、でぇ一番大きな門中が仲村っていう門中があるけどね、そこの門中はこの人の子孫だという、善綱大屋子の子孫というあれが、そしてそこの門中が主に自分たちの祖先のあれだということで、で戦後、お宮を作って、私達が子供の頃は一寸したがじゅまるの木の下に、簡単な拝所があったんだけどね、今はもうりっぱなお宮が出来て、毎年旧の、まいろんな行事の時にお参りするけど、ウマチーには部落中揃って拝むんですよ。そういうのがまぁ伝説というのかなぁ、一つの歴史というか、そういう話は前からありますがねぇ。 |
| 全体の記録時間数 | 3:12 |
| 物語の時間数 | 3:12 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |