今内嶺城(うちんみぐすく)のグソー(あの世)に行ってから帰ったという話しですね。この話は私達が聞いたことにおいてはね、世間では人間は死んだらね今日葬式して明日はあぁ翌日見(なぁちゃみぃ)というスウコウがありますでしょうこの翌日見(なぁちゃみぃ)というスウコウの次にまた死んでから一週間目にまた初ナンカというのがありますでしょうが、これ一週間目が初ナンカ、だけどね翌日見(なぁちゃみぃ)というのが始まったのはこの内嶺城(うちんみぐすく)の墓がね、あの南風原のね現在あの運動場がありますでしょ、運動場のすぐ上にね新しいんだがね、黄金森のすぐ麓のすぐ近い所にだからそこがね、あぁ津嘉山のですねある牛飼いの人がね、牛を買って家に帰る時にね、こう雨降ったもんだからもう家はなくして、こう墓のね、いえば木陰、その軒が出来る所スリ、スリというんですよそこにね、あの墓のね入り口の所に座ってね、雨宿りのためにそこに座っていたら、こう内嶺城(うちんみぐすく)のね、葬式された人がね、この墓はやっぱしこの入り口はこう門口(じょうぐち)の蓋が取りやすいように人が入るぐらい開いているんですよ、本当はこれは石で塞いであるんだがね、死んでいる人がね、やっぱし生き返って、あぁここには死んでいる人がね昔片頭というふうに髪を結っていたらしいんだがね、後ろからこの片頭を掴んでねしたら墓の仲から後ろ髪掴まれたもんだからね、動きも出来なくなってね、「私は何処何処の者であるんだが、私はここに送られて来ているんだが生きているさぁね私は何処の者だからね、案内してくれ。」というふうに、ここに捕まっている人がこういうの聞いたもんだから、だからこれが向こうに伝えて、向こうの人が、「あら生きているんかなぁ。」といってまた向こう来て、したら墓開けたら生きていてそれでやっぱしあぁ帰ったということをね、翌日見(なぁちゃみぃ)ということはね、これが本当に死んだかなぁ生きてはいはせんかなぁというふうに、うんにぃ(この時)から翌日見(なぁちゃみぃ)があるんだと聞いたんじゃない、だから今でもね死んで二十四時間しなければ、火葬は出来ませんでしょうが、これこういうふうな物語じゃないかなぁと自分達はそういうこと聞いたんだがね。
| レコード番号 | 47O377516 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C303 |
| 決定題名 | ナーチャミー由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | ナーチャミー由来 |
| 話者名 | 仲里清善 |
| 話者名かな | なかざとせいぜん |
| 生年月日 | 19080401 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 南風原町宮城 |
| 記録日 | 19910308 |
| 記録者の所属組織 | 南風原町口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 南風原町T52A02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | ウチミグスク,後生,ナーチャミー,初七日,黄金森,ウチミグスクの墓,津嘉山の牛飼い,大雨,墓のソデに隠れた,カンプー,生き返った |
| 梗概(こうがい) | 今内嶺城(うちんみぐすく)のグソー(あの世)に行ってから帰ったという話しですね。この話は私達が聞いたことにおいてはね、世間では人間は死んだらね今日葬式して明日はあぁ翌日見(なぁちゃみぃ)というスウコウがありますでしょうこの翌日見(なぁちゃみぃ)というスウコウの次にまた死んでから一週間目にまた初ナンカというのがありますでしょうが、これ一週間目が初ナンカ、だけどね翌日見(なぁちゃみぃ)というのが始まったのはこの内嶺城(うちんみぐすく)の墓がね、あの南風原のね現在あの運動場がありますでしょ、運動場のすぐ上にね新しいんだがね、黄金森のすぐ麓のすぐ近い所にだからそこがね、あぁ津嘉山のですねある牛飼いの人がね、牛を買って家に帰る時にね、こう雨降ったもんだからもう家はなくして、こう墓のね、いえば木陰、その軒が出来る所スリ、スリというんですよそこにね、あの墓のね入り口の所に座ってね、雨宿りのためにそこに座っていたら、こう内嶺城(うちんみぐすく)のね、葬式された人がね、この墓はやっぱしこの入り口はこう門口(じょうぐち)の蓋が取りやすいように人が入るぐらい開いているんですよ、本当はこれは石で塞いであるんだがね、死んでいる人がね、やっぱし生き返って、あぁここには死んでいる人がね昔片頭というふうに髪を結っていたらしいんだがね、後ろからこの片頭を掴んでねしたら墓の仲から後ろ髪掴まれたもんだからね、動きも出来なくなってね、「私は何処何処の者であるんだが、私はここに送られて来ているんだが生きているさぁね私は何処の者だからね、案内してくれ。」というふうに、ここに捕まっている人がこういうの聞いたもんだから、だからこれが向こうに伝えて、向こうの人が、「あら生きているんかなぁ。」といってまた向こう来て、したら墓開けたら生きていてそれでやっぱしあぁ帰ったということをね、翌日見(なぁちゃみぃ)ということはね、これが本当に死んだかなぁ生きてはいはせんかなぁというふうに、うんにぃ(この時)から翌日見(なぁちゃみぃ)があるんだと聞いたんじゃない、だから今でもね死んで二十四時間しなければ、火葬は出来ませんでしょうが、これこういうふうな物語じゃないかなぁと自分達はそういうこと聞いたんだがね。 |
| 全体の記録時間数 | 3:33 |
| 物語の時間数 | 3:33 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |