幸地里主(共通語)

概要

南風原の照屋の大屋という所だがね、幸地里之子といって美しい青年がいたって。そして、この人はもうちょうど王様の花当(はなあたい)といって、昔は花なんかを手入れする仕事さ。庭師でしょうね。一つのこういう仕事していたらさ、王様の娘がたいへんもう美人でもあるから、幸地里之子に惚れてさ、妊娠したとかなんとか。そしたらもう、親兄弟も、「王様の娘が身分の低い人に惚れているのも恥だから、こんな身分の高い人の恥がもう世間に知れ渡ったら大変だから、もう殺す。」と言ってね、非常にもう殺気立っていたって。そしたらね、この人が夜中に、南風原の照屋の大屋という所に連れて、隠して子供も生ましたわけでしょうね。そこは、南風原の照屋の大屋のアサギといってよ、母屋以外に屋敷の右側にね、今からいえば勉強室みたいなアサギ作ってよ、あっちのアサギの戸は、昔からね、こっちの主だけしか開けないわけ。だから、昔から、そのアサギは開けなかったさ。そしたら、この家庭ではね、もうずっと美人(ちゅらかぁぎぃ)が生まれるわけさ。そういう言い伝えずっと伝えて、私達までも聞いたわけよ。

再生時間:3:45

民話詳細DATA

レコード番号 47O377499
CD番号 47O37C302
決定題名 幸地里主(共通語)
話者がつけた題名
話者名 新垣敏子
話者名かな あらかきとしこ
生年月日 19230310
性別
出身地 南風原町与那覇
記録日 19910308
記録者の所属組織 南風原町口承文芸調査団
元テープ番号 南風原町T50A04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード ,南風原の照屋の大屋,幸地里之子,美しい青年,王様の花当,庭師,王様の娘,美人,妊娠,子供も,南風原の照屋の大屋のアサギ,母屋
梗概(こうがい) 南風原の照屋の大屋という所だがね、幸地里之子といって美しい青年がいたって。そして、この人はもうちょうど王様の花当(はなあたい)といって、昔は花なんかを手入れする仕事さ。庭師でしょうね。一つのこういう仕事していたらさ、王様の娘がたいへんもう美人でもあるから、幸地里之子に惚れてさ、妊娠したとかなんとか。そしたらもう、親兄弟も、「王様の娘が身分の低い人に惚れているのも恥だから、こんな身分の高い人の恥がもう世間に知れ渡ったら大変だから、もう殺す。」と言ってね、非常にもう殺気立っていたって。そしたらね、この人が夜中に、南風原の照屋の大屋という所に連れて、隠して子供も生ましたわけでしょうね。そこは、南風原の照屋の大屋のアサギといってよ、母屋以外に屋敷の右側にね、今からいえば勉強室みたいなアサギ作ってよ、あっちのアサギの戸は、昔からね、こっちの主だけしか開けないわけ。だから、昔から、そのアサギは開けなかったさ。そしたら、この家庭ではね、もうずっと美人(ちゅらかぁぎぃ)が生まれるわけさ。そういう言い伝えずっと伝えて、私達までも聞いたわけよ。
全体の記録時間数 3:45
物語の時間数 3:45
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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