南風原兼城の内嶺城(うちみんぐしく)の伝えですよ。内嶺城(うちみんぐしく)の娘がね、まっ亡くなって、亡くなったもんだから、お墓に葬ったわけですね。お墓は、黄金森にありますがね、葬ったら昔はちょうどお墓が兼城から、本部を通って津嘉山に行く道が通っているらしいですがね。そこに内嶺城のお墓があるわけ。その葬った人がいわゆるあれですね、生き返ったという話ですね。これは牛ばくよぅが、津嘉山から、こう牛を飼っていて来る場合に凄く雨が降ったもんだから、そのお墓の岩になっていますからね、岩蔭にあったもんだから、そこに雨はらすためにこう寄っていったら、このお墓からこう手を出して昔は片頭ですからこれ捕まえられたもんだから、びっくりして、「わしは何でもない、生きた人間ですよう。」てそれで、「まぁぬたぁやが(何処の誰ねぇ)。」でぃいちゃくとぅ(といったから)「わしは実はどこどこの誰で、その内嶺城の子供やんどぅ。」いったもんだから、「それじゃあ向こうに告げてくる。」ということでね、それで行ったら内嶺城行ってみたらもう、昨日死んだもんだから、今日はもう翌日見(なぁちゃみぃ)ということで、餅作ってうさぎ、お祀りするために糯米(むちぐみ)をたくさん漬けていた。ちょうど向こうに告げたら、生きているということで、「これはもうお祝いしなければいけない。」ということで、部落あげてのお祝いしたわけだ。それで翌日見(なぁちゃみぃ)うさぎぃる(お供えする)準備をしているのを、このお米をカシチー米(めぇ)に変わったということだ。カシチー折目(うゆみ)というのは、あれからカシチー米(めぇ)という言葉が出たわけだ。
| レコード番号 | 47O377458 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C301 |
| 決定題名 | カシチー由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | カシチー由来 |
| 話者名 | 新垣福太郎 |
| 話者名かな | あらかきふくたろう |
| 生年月日 | 19141118 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 南風原町与那覇 |
| 記録日 | 19910308 |
| 記録者の所属組織 | 南風原町口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 南風原町T47A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 年寄りから聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 南風原兼城,内嶺城,娘,墓に葬った,黄金森,生き返った,津嘉山,牛飼い,雨,岩蔭,片頭,餅,お祝い,カシチー米,カシチー折目 |
| 梗概(こうがい) | 南風原兼城の内嶺城(うちみんぐしく)の伝えですよ。内嶺城(うちみんぐしく)の娘がね、まっ亡くなって、亡くなったもんだから、お墓に葬ったわけですね。お墓は、黄金森にありますがね、葬ったら昔はちょうどお墓が兼城から、本部を通って津嘉山に行く道が通っているらしいですがね。そこに内嶺城のお墓があるわけ。その葬った人がいわゆるあれですね、生き返ったという話ですね。これは牛ばくよぅが、津嘉山から、こう牛を飼っていて来る場合に凄く雨が降ったもんだから、そのお墓の岩になっていますからね、岩蔭にあったもんだから、そこに雨はらすためにこう寄っていったら、このお墓からこう手を出して昔は片頭ですからこれ捕まえられたもんだから、びっくりして、「わしは何でもない、生きた人間ですよう。」てそれで、「まぁぬたぁやが(何処の誰ねぇ)。」でぃいちゃくとぅ(といったから)「わしは実はどこどこの誰で、その内嶺城の子供やんどぅ。」いったもんだから、「それじゃあ向こうに告げてくる。」ということでね、それで行ったら内嶺城行ってみたらもう、昨日死んだもんだから、今日はもう翌日見(なぁちゃみぃ)ということで、餅作ってうさぎ、お祀りするために糯米(むちぐみ)をたくさん漬けていた。ちょうど向こうに告げたら、生きているということで、「これはもうお祝いしなければいけない。」ということで、部落あげてのお祝いしたわけだ。それで翌日見(なぁちゃみぃ)うさぎぃる(お供えする)準備をしているのを、このお米をカシチー米(めぇ)に変わったということだ。カシチー折目(うゆみ)というのは、あれからカシチー米(めぇ)という言葉が出たわけだ。 |
| 全体の記録時間数 | 6:19 |
| 物語の時間数 | 6:17 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |