妹は鬼(共通語)

概要

働かずブラブラ遊んでいる青年がいた。この人の家に鬼が美女に化け、嫁に来た。それを知らない青年は良い嫁をもらったと喜んだ。この鬼はいつかこの男を殺して食べようとたくらんでいた。ある時、食べる時期に来たと、夫この手首を紐で結び、「貴方はここで太鼓を叩きなさい」と言った。鬼は家の裏に行き包丁を研いでいた。ネズミが天井から降りて来て男に「この女は鬼である。鍋に入っているものを見てみろ、それは人だ」と言った。鍋を見ると本当に人が入っていた。鬼は時々、夫が逃げてないかと紐を引っ張った。ネズミは「この太鼓は私が打つから貴方は紐を柱にくびって早く逃げなさい」と言って逃がした。ねずみはしっぽで太鼓を叩いた。鬼は時々夫が逃げてないか確かめるために紐を引っ張ったが手ごたえがあったので、まだいると思った。包丁を研ぎ終わった鬼は男をしばった所を見ると男はいなかった。探して見ると向こうの方に逃げるのを見て追いかけて殺そうとしたが、菖蒲の匂いをかぎ窒息して死んだ。男は助かった。女はそのまま死に蛆になり、ぼうふらになり蚊になって人間の血を吸うようになった。その日は5月4日で、今でも首里の方ではアマガシを作り菖蒲のさじで食べている。

再生時間:5:47

民話詳細DATA

レコード番号 47O377345
CD番号 47O37C296
決定題名 妹は鬼(共通語)
話者がつけた題名
話者名 赤嶺高太郎
話者名かな あかみねこうたろう
生年月日 19110215
性別
出身地 南風原町神里
記録日 19850317
記録者の所属組織 南風原町口承文芸調査団
元テープ番号 南風原町T43A16
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 青年,鬼が美女に化け,嫁,手首,紐,太鼓,包丁,ネズミ,鍋,菖蒲の匂い,蛆,ぼうふら,蚊,人間の血を吸う,5月4日,首里,アマガシ,菖蒲のさじ
梗概(こうがい) 働かずブラブラ遊んでいる青年がいた。この人の家に鬼が美女に化け、嫁に来た。それを知らない青年は良い嫁をもらったと喜んだ。この鬼はいつかこの男を殺して食べようとたくらんでいた。ある時、食べる時期に来たと、夫この手首を紐で結び、「貴方はここで太鼓を叩きなさい」と言った。鬼は家の裏に行き包丁を研いでいた。ネズミが天井から降りて来て男に「この女は鬼である。鍋に入っているものを見てみろ、それは人だ」と言った。鍋を見ると本当に人が入っていた。鬼は時々、夫が逃げてないかと紐を引っ張った。ネズミは「この太鼓は私が打つから貴方は紐を柱にくびって早く逃げなさい」と言って逃がした。ねずみはしっぽで太鼓を叩いた。鬼は時々夫が逃げてないか確かめるために紐を引っ張ったが手ごたえがあったので、まだいると思った。包丁を研ぎ終わった鬼は男をしばった所を見ると男はいなかった。探して見ると向こうの方に逃げるのを見て追いかけて殺そうとしたが、菖蒲の匂いをかぎ窒息して死んだ。男は助かった。女はそのまま死に蛆になり、ぼうふらになり蚊になって人間の血を吸うようになった。その日は5月4日で、今でも首里の方ではアマガシを作り菖蒲のさじで食べている。
全体の記録時間数 5:51
物語の時間数 5:47
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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