鬼餅由来(シマグチ)

概要

首里の人か大里村の人か、今の運玉の話か分からないが、男は、鬼になって人を殺してたべているという。それが、妹の耳に入った。鬼に会いに行くと「よく来た。」と鬼は喜んだ。そして噂が本当のことかと鍋を開けてみると人の頭とか手が入っていた。妹は「本当だったのだな、これは放っておくわけにはいかない。」といって、鬼を殺す。その殺す話に二通りある。一つはモーアーサというものをとってきて干した。バーキ一杯に取ってきた物が、ほぐしてみると一わんになってしまう。それで水を飲ませる為だから油でおいしくいためて塩を入れておいしく作った。そのアーサを持って行き、たくさん食べなさいと言っておわんに入れた。食べている間は何でもないのだがやがて水分を求めるようになる。そして水を飲んだから腹が破裂した。そうして殺したというのもある。もう一つは餅で殺す。小さい頃は家族として生活していたので、鬼は餅が好きだとわかっているので餅を作って持って行き「この餅は崖を背にして座って食べるものだよ。」と言った。そして鬼は崖を背にして座って食べたという。この妹はこれを殺すためにそうしたのでホーをパシパシして座って、おにが「あなたのそこはなんですか?」と聞いたので、餅を口にくわえて「それは鬼を食べる口だ。」と言ったので(鬼は)後ずさりして崖から落ち死んだ。

再生時間:4:16

民話詳細DATA

レコード番号 47O361404
CD番号 47O36C053
決定題名 鬼餅由来(シマグチ)
話者がつけた題名 鬼餅の話
話者名 与那城勲
話者名かな よなしろいさお
生年月日 19160424
性別
出身地 沖縄県西原町字安室
記録日 19810614
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 星マークB06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 西原町史 別巻西原の民話P135
キーワード 鬼餅由来,アーサ,鬼餅,鬼,妹,崖
梗概(こうがい) 首里の人か大里村の人か、今の運玉の話か分からないが、男は、鬼になって人を殺してたべているという。それが、妹の耳に入った。鬼に会いに行くと「よく来た。」と鬼は喜んだ。そして噂が本当のことかと鍋を開けてみると人の頭とか手が入っていた。妹は「本当だったのだな、これは放っておくわけにはいかない。」といって、鬼を殺す。その殺す話に二通りある。一つはモーアーサというものをとってきて干した。バーキ一杯に取ってきた物が、ほぐしてみると一わんになってしまう。それで水を飲ませる為だから油でおいしくいためて塩を入れておいしく作った。そのアーサを持って行き、たくさん食べなさいと言っておわんに入れた。食べている間は何でもないのだがやがて水分を求めるようになる。そして水を飲んだから腹が破裂した。そうして殺したというのもある。もう一つは餅で殺す。小さい頃は家族として生活していたので、鬼は餅が好きだとわかっているので餅を作って持って行き「この餅は崖を背にして座って食べるものだよ。」と言った。そして鬼は崖を背にして座って食べたという。この妹はこれを殺すためにそうしたのでホーをパシパシして座って、おにが「あなたのそこはなんですか?」と聞いたので、餅を口にくわえて「それは鬼を食べる口だ。」と言ったので(鬼は)後ずさりして崖から落ち死んだ。
全体の記録時間数 4:21
物語の時間数 4:16
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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