昔はよくやりよったさ、この人は大変知恵があってよ、どんなにしてカモ捕るかな、カモをたくさん捕らないといけないといって、浜にカモを捕りに行ったわけよ。そうしてから、シンタをかぶって綱を準備して持って行っているわけよ。シンタを上にかぶってからカモの足をつかまえて、綱でくびって、それを自分の帯にくびったりするわけよ。カモ一匹も残さず、足に綱をくびって、また腰にくびってからに、ひとつずつ捕まえたわけさ。そしたら、これが、四、五十羽となったら、大変な力であるさね、「もうこれだけ捕っているのに、もう家に行かないといけないさ。」と思ってからに、すぐシンタを開けたから、パタパタして全部飛んでいるようであるようであるわよ。これだけのカモを帯にくびっているからね、これだけのものがパタパタしたから、天にひっさげられてよ、我謝に行ったから、「我謝へー。」安室行ったから、「安室へー。」と叫んで、高森の上の方に引っ掛かってからに落ちていたっていうんだが。カモにひっさげられて行った話だよ。あの人は、あれがよ、有名な人であるわけよ、あの人は昔は、この、だぁ、子孫はペルーにいるよ、あのハルナカジョウの前の方に、キチャブ小がある家があるさ、あれ島流しされているわけよ、あそこから、追放されているわけよ、あそこから、子どもはサンダーというんだが、大変な知恵者、これ、これ、毎日悪さしてよ、毎晩悪さして、誰も捕まえきれない、後は、夜中ずっと起きていって捕まえているわけよ、捕まえきれないが、この姉さん小、金持の家のアンマー小の女の子、シーバイしにって出ている、夜中、そうしてから、シーバイしているときに、この人がいるっては分からない、そこの側で、隠れて見ているみたいなんだね、これは、もうスケベーさ汚い、すぐシーバイが終わると、捕まえてよ、犯人が現れたから、親も一緒に、島流しされているわけよ、そうしてから、この離れ島の方で、家小作って住んでいたね、私も分かるよ、そうしたから、子どもはペルーの方に行ってよ、暮らしているさ。今ももう九十歳ぐらいになるはずね、もう後は分からないが、あの人は、屋号はメーシチャムイ小といった。
| レコード番号 | 47O361274 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C047 |
| 決定題名 | カモ取りウスメー(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 与那城勲 |
| 話者名かな | よなしろいさお |
| 生年月日 | 19160424 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県西原町字安室 |
| 記録日 | 19880813 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字安室・我謝調査12班T47A09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 世間話、 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 母親から子供の頃聞いた |
| 文字化資料 | 西原町史 別巻西原の民話P250 |
| キーワード | カモ取りウスメー,カモ, |
| 梗概(こうがい) | 昔はよくやりよったさ、この人は大変知恵があってよ、どんなにしてカモ捕るかな、カモをたくさん捕らないといけないといって、浜にカモを捕りに行ったわけよ。そうしてから、シンタをかぶって綱を準備して持って行っているわけよ。シンタを上にかぶってからカモの足をつかまえて、綱でくびって、それを自分の帯にくびったりするわけよ。カモ一匹も残さず、足に綱をくびって、また腰にくびってからに、ひとつずつ捕まえたわけさ。そしたら、これが、四、五十羽となったら、大変な力であるさね、「もうこれだけ捕っているのに、もう家に行かないといけないさ。」と思ってからに、すぐシンタを開けたから、パタパタして全部飛んでいるようであるようであるわよ。これだけのカモを帯にくびっているからね、これだけのものがパタパタしたから、天にひっさげられてよ、我謝に行ったから、「我謝へー。」安室行ったから、「安室へー。」と叫んで、高森の上の方に引っ掛かってからに落ちていたっていうんだが。カモにひっさげられて行った話だよ。あの人は、あれがよ、有名な人であるわけよ、あの人は昔は、この、だぁ、子孫はペルーにいるよ、あのハルナカジョウの前の方に、キチャブ小がある家があるさ、あれ島流しされているわけよ、あそこから、追放されているわけよ、あそこから、子どもはサンダーというんだが、大変な知恵者、これ、これ、毎日悪さしてよ、毎晩悪さして、誰も捕まえきれない、後は、夜中ずっと起きていって捕まえているわけよ、捕まえきれないが、この姉さん小、金持の家のアンマー小の女の子、シーバイしにって出ている、夜中、そうしてから、シーバイしているときに、この人がいるっては分からない、そこの側で、隠れて見ているみたいなんだね、これは、もうスケベーさ汚い、すぐシーバイが終わると、捕まえてよ、犯人が現れたから、親も一緒に、島流しされているわけよ、そうしてから、この離れ島の方で、家小作って住んでいたね、私も分かるよ、そうしたから、子どもはペルーの方に行ってよ、暮らしているさ。今ももう九十歳ぐらいになるはずね、もう後は分からないが、あの人は、屋号はメーシチャムイ小といった。 |
| 全体の記録時間数 | 4:07 |
| 物語の時間数 | 3:20 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |