坊主御主と棚原の米(共通語)

概要

棚原の前原といいますけどね、そこの米は御米上納と言って元は直接こう首里城に納める米があったらしいですよね。だから今の税金の代わりですかね。まあ、そのうちでも棚原の米はとってもおいしいということで有名な棚原コージャーという品種でとてもおいしかったらしいですよ。だから、これは直接王様が、召し上がるのに使っておったらしいです。そういうことで、前は馬追という馬場があるんですよ。そこに籾を干しておったら、そこをこの坊主御主という方は、今の水戸黄門みたいな方ですから。地方巡遊しながら馬に乗って籾の上を駆けて行ったらね、棚原の農民に引きずり降ろされて、「やなウスメーグヮーや、これは御主に差し上げる米であるのに、これも分からないで、すぐ殺されるよ。」と言ったって。もうこれは大主なっているさね、それで、その後、首里城に御用されたって。「もう大変なっているさ。打ち首の咎だよ。」と心配していたらね、反対に御褒美があったって。「御主に差し上げる米もわからないで。」と言うような一言でね、もうそうゆうよなことを全部総合しての何かの賜り物の旗じゃないかなというよな感じがありますがね、そうゆうような諸々の伝説がありますね。もうこのような旗をもらった話は中頭に一つ、島尻に一つ、国頭に一つと同じような話があると聞いてますけどね。よく気配って見るけどありませんな。あっちこっち行って、旗印があるというような話聞いてはいますけどね。まったく見当たらんですね。今までに。

再生時間:2:07

民話詳細DATA

レコード番号 47O361131
CD番号 47O36C042
決定題名 坊主御主と棚原の米(共通語)
話者がつけた題名
話者名 伊波精吉
話者名かな いはせいきち
生年月日 1922009
性別
出身地 沖縄県西原町字棚原
記録日 19880813
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字棚原調査7班T42A06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 西原町史 別巻西原の民話P451
キーワード 棚原,前原,御米上納,首里城,税,棚原コージャー,御主
梗概(こうがい) 棚原の前原といいますけどね、そこの米は御米上納と言って元は直接こう首里城に納める米があったらしいですよね。だから今の税金の代わりですかね。まあ、そのうちでも棚原の米はとってもおいしいということで有名な棚原コージャーという品種でとてもおいしかったらしいですよ。だから、これは直接王様が、召し上がるのに使っておったらしいです。そういうことで、前は馬追という馬場があるんですよ。そこに籾を干しておったら、そこをこの坊主御主という方は、今の水戸黄門みたいな方ですから。地方巡遊しながら馬に乗って籾の上を駆けて行ったらね、棚原の農民に引きずり降ろされて、「やなウスメーグヮーや、これは御主に差し上げる米であるのに、これも分からないで、すぐ殺されるよ。」と言ったって。もうこれは大主なっているさね、それで、その後、首里城に御用されたって。「もう大変なっているさ。打ち首の咎だよ。」と心配していたらね、反対に御褒美があったって。「御主に差し上げる米もわからないで。」と言うような一言でね、もうそうゆうよなことを全部総合しての何かの賜り物の旗じゃないかなというよな感じがありますがね、そうゆうような諸々の伝説がありますね。もうこのような旗をもらった話は中頭に一つ、島尻に一つ、国頭に一つと同じような話があると聞いてますけどね。よく気配って見るけどありませんな。あっちこっち行って、旗印があるというような話聞いてはいますけどね。まったく見当たらんですね。今までに。
全体の記録時間数 2:34
物語の時間数 2:07
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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