墓から手(シマグチ)

概要

生きたまま墓に埋められた人が埋められた後に気がついた。まわりを見てみると土の中であった。「ああ、墓の中だなあ。」と思っていた。墓の隙間から光が見えたのでかんざしを抜いて穴をほじくり開けた。そして、手が入るほど穴を開けることができた。そこへ兄弟のように仲の良い友達同士が雨に降られ、その墓で雨宿りをしようとやってきた。すると一人の男が墓の中から出てきた手に髪をつかまれた。そうしたらその男は「お前と俺とは友であったな。」と言うと、もう一人の男は「ああ、そうだよ。」「じゃあ、お前の手をかしてごらん。」とその友の手をさわってみて、自分の髪を掴んだのは友ではないと知って驚いて逃げた。残った男はその墓の中から出てきた手を触ってみると温かかったので、その墓の中にいた人をあわてて助けたという。それが後生もどりであるという。

再生時間:3:24

民話詳細DATA

レコード番号 47O361094
CD番号 47O36C039
決定題名 墓から手(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 宮平マカト
話者名かな みやひらまかと
生年月日 18980315
性別
出身地 沖縄県西原町字与那城69
記録日 19830813
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字与那城調査4班T39B07
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 墓から手,髪,生き埋め,墓,友,男,後生もどり
梗概(こうがい) 生きたまま墓に埋められた人が埋められた後に気がついた。まわりを見てみると土の中であった。「ああ、墓の中だなあ。」と思っていた。墓の隙間から光が見えたのでかんざしを抜いて穴をほじくり開けた。そして、手が入るほど穴を開けることができた。そこへ兄弟のように仲の良い友達同士が雨に降られ、その墓で雨宿りをしようとやってきた。すると一人の男が墓の中から出てきた手に髪をつかまれた。そうしたらその男は「お前と俺とは友であったな。」と言うと、もう一人の男は「ああ、そうだよ。」「じゃあ、お前の手をかしてごらん。」とその友の手をさわってみて、自分の髪を掴んだのは友ではないと知って驚いて逃げた。残った男はその墓の中から出てきた手を触ってみると温かかったので、その墓の中にいた人をあわてて助けたという。それが後生もどりであるという。
全体の記録時間数 3:40
物語の時間数 3:24
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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