世界一優雅といったら、その廃藩置県前に優雅なのは、西原間切の場合に幸地仲門、翁長吉田、我謝大田良の三箇所はいつも金持勝負だったですよ。こういうことだったですよ、殿様がお金持ちを回られるということで連絡がきて、その方を迎えるためにいろんな準備をしていたって。我謝の大田良は稲を刈りて屋根を葺いてから、この殿様はですね、首を下げてお家の中に入られよったそうです。そして、そこは、そのまま栄えているんです。また、恐さ神田というところは米をですね、この御主がお通りになるところにまいて、また、石垣は豆腐で積んでいたって。それで、殿様はね、「恐るさぁ、神田(恐ろしいね、神田は)。食べ物に対して失礼じゃないか。」と言って入らなかったそうです。食べ物を敷いてあるから、一番先に翁長の神田はつぶれたって。食べ物を粗末にしたらこわいねと、翁長の神田は引っ越しされたということです。我謝大田良は今でも栄えていますよ。昔、お爺さん方から、しょっちゅう、話を聞かされたんですよ。西原間切の金持人の勝負さ。本当に面白い話ですね。幸地の話がないのが残念だね。
| レコード番号 | 47O361018 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C036 |
| 決定題名 | 西原間切の三大金持ち(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 与那嶺誠栄幸 |
| 話者名かな | よなみねえいこう |
| 生年月日 | 19240417 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県西原町字幸地 |
| 記録日 | 19830813 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字幸地調査班T35B10 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | お年寄りから聞いた |
| 文字化資料 | 西原町史 別巻西原の民話P481 |
| キーワード | 西原,金持ち,我謝,幸地,仲城,大田良,翁長,神田 |
| 梗概(こうがい) | 世界一優雅といったら、その廃藩置県前に優雅なのは、西原間切の場合に幸地仲門、翁長吉田、我謝大田良の三箇所はいつも金持勝負だったですよ。こういうことだったですよ、殿様がお金持ちを回られるということで連絡がきて、その方を迎えるためにいろんな準備をしていたって。我謝の大田良は稲を刈りて屋根を葺いてから、この殿様はですね、首を下げてお家の中に入られよったそうです。そして、そこは、そのまま栄えているんです。また、恐さ神田というところは米をですね、この御主がお通りになるところにまいて、また、石垣は豆腐で積んでいたって。それで、殿様はね、「恐るさぁ、神田(恐ろしいね、神田は)。食べ物に対して失礼じゃないか。」と言って入らなかったそうです。食べ物を敷いてあるから、一番先に翁長の神田はつぶれたって。食べ物を粗末にしたらこわいねと、翁長の神田は引っ越しされたということです。我謝大田良は今でも栄えていますよ。昔、お爺さん方から、しょっちゅう、話を聞かされたんですよ。西原間切の金持人の勝負さ。本当に面白い話ですね。幸地の話がないのが残念だね。 |
| 全体の記録時間数 | 5:33 |
| 物語の時間数 | 2:22 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |