幸地熱田の子(共通語)

概要

幸地按司と津記武多按司は聟兄弟である。ある時、津記武多按司の妻が井戸(殿川)の側で髪を洗っている時に、幸地按司がそこを通りかかって、津記武多按司の妻を見かけたところ、あまりの美しさに見とれて、いたずら心がかきたてられて、棒で奥さんの着物のすそをめくった。そこで奥さんは恥をかかされたと怒って津記武多按司に話すと、津記武多按司は激怒し、幸地按司を殺してやろうと思った。刀を作った津記武多按司は刀の完成祝いをやろうと幸地按司を招いた。すると頭の良い幸地按司は津記武多按司が何かたくらんでいるということを感じ、中に入る前に床の間を覗いた。家に入ると挨拶をした後、幸地按司はその刀を取って「いい道具を作ったね。」と言いながら刀を抜いた。昔は刀を見たら使うまでが規則であったので、幸地按司は津記武多按司など周りの者を片っ端から斬った。幸地按司を殺すために行ったことが、逆に殺されてしまい、津記武多按司はそこで滅ぼされてしまった。

再生時間:3:56

民話詳細DATA

レコード番号 47O360999
CD番号 47O36C035
決定題名 幸地熱田の子(共通語)
話者がつけた題名
話者名 与那嶺誠栄幸
話者名かな よなみねえいこう
生年月日 19240417
性別
出身地 沖縄県西原町字幸地
記録日 19830813
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字幸地調査班T35A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情 お年寄りから聞いた
文字化資料 西原町史 別巻西原の民話P417
キーワード 幸地按司,津記武多按司,幸地熱田の子,殿井,刀
梗概(こうがい) 幸地按司と津記武多按司は聟兄弟である。ある時、津記武多按司の妻が井戸(殿川)の側で髪を洗っている時に、幸地按司がそこを通りかかって、津記武多按司の妻を見かけたところ、あまりの美しさに見とれて、いたずら心がかきたてられて、棒で奥さんの着物のすそをめくった。そこで奥さんは恥をかかされたと怒って津記武多按司に話すと、津記武多按司は激怒し、幸地按司を殺してやろうと思った。刀を作った津記武多按司は刀の完成祝いをやろうと幸地按司を招いた。すると頭の良い幸地按司は津記武多按司が何かたくらんでいるということを感じ、中に入る前に床の間を覗いた。家に入ると挨拶をした後、幸地按司はその刀を取って「いい道具を作ったね。」と言いながら刀を抜いた。昔は刀を見たら使うまでが規則であったので、幸地按司は津記武多按司など周りの者を片っ端から斬った。幸地按司を殺すために行ったことが、逆に殺されてしまい、津記武多按司はそこで滅ぼされてしまった。
全体の記録時間数 6:14
物語の時間数 3:56
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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