久高島の御嶽岩(シマグチ)

概要

御主加那志前の女の子がいて、この女の子は、大変美しい人であったって。そして、ある男が、この女の子を気に入ってからに、この人と一緒になって、女の子が妊娠したから、もう、ここには置けないと言って、すぐ、久高に行かしているわけね。もう、男は行かさないで、女だけを島流ししたわけよね。そして、この女は久高に渡ってから、岩の下の方で子どもを産んで、死んだわけね。この女が亡くなったから、もう毎日、犬がこの岩の下に通っていたから、この字の人が不思議に思って、追って行ったって。そしたら、そこに赤子がいたわけね。この犬は子どもを産んでいる犬だから、そこに行って、赤子に乳をあげて、生かしていたってよ。それで、この赤子を久高の祝女が引き取って、養っていたって。それから、またあの男は、上の人から許しを取って、女があそこに流されているって聞いたから、行っているけど、これが行く間には、女は死んでいるさね、また、子どもは、犬が乳をあげて生かしていたという話を聞いたわけね。この女が子どもを産んだ岩は、今もあるっていうさ。これは御殿岩といって、久高は今もあそこを拝むってよ。

再生時間:1:48

民話詳細DATA

レコード番号 47O360978
CD番号 47O36C034
決定題名 久高島の御嶽岩(シマグチ)
話者がつけた題名 久高島の子育て犬
話者名 安谷屋ウシ
話者名かな あだにやうし
生年月日 18970809
性別
出身地 沖縄県西原町字桃原
記録日 19810523
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字桃原調査1班T33B08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情 祖母から聞いた
文字化資料
キーワード 久高島,御主加那志,祝女,犬
梗概(こうがい) 御主加那志前の女の子がいて、この女の子は、大変美しい人であったって。そして、ある男が、この女の子を気に入ってからに、この人と一緒になって、女の子が妊娠したから、もう、ここには置けないと言って、すぐ、久高に行かしているわけね。もう、男は行かさないで、女だけを島流ししたわけよね。そして、この女は久高に渡ってから、岩の下の方で子どもを産んで、死んだわけね。この女が亡くなったから、もう毎日、犬がこの岩の下に通っていたから、この字の人が不思議に思って、追って行ったって。そしたら、そこに赤子がいたわけね。この犬は子どもを産んでいる犬だから、そこに行って、赤子に乳をあげて、生かしていたってよ。それで、この赤子を久高の祝女が引き取って、養っていたって。それから、またあの男は、上の人から許しを取って、女があそこに流されているって聞いたから、行っているけど、これが行く間には、女は死んでいるさね、また、子どもは、犬が乳をあげて生かしていたという話を聞いたわけね。この女が子どもを産んだ岩は、今もあるっていうさ。これは御殿岩といって、久高は今もあそこを拝むってよ。
全体の記録時間数 2:11
物語の時間数 1:48
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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