運玉義留 盗人出世(共通語)

概要

運玉に住んでいた人を運玉義留という。義留というのは名前である。そして油喰坊主(アンダケボージャー)という人は親も兄弟もいない一人者であった。二人で泥棒になり、運玉義留の方は大変な知恵者であった。金持ちの所からものを盗んで来ては貧しい人に分け与えていた。運玉義留は泥棒になる前は偉い人の奉公人であった。奉公している家の偉い人に「百姓はどこまで出世できますか。」と運玉義留が聞いたところ「うちまで(お側つきの位までしかつけない)。」という。そんな事なら世の中に名前を残す方が良いと、運玉義留が泥棒になった始めである。

再生時間:3:17

民話詳細DATA

レコード番号 47O360946
CD番号 47O36C033
決定題名 運玉義留 盗人出世(共通語)
話者がつけた題名
話者名 宮平カナ
話者名かな みやひらかな
生年月日 18980315
性別
出身地 沖縄県西原町字与那城
記録日 19810511
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字与那城調査2班T32B05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 運玉義留,盗人出世,泥棒,義賊,奉公,油喰坊主
梗概(こうがい) 運玉に住んでいた人を運玉義留という。義留というのは名前である。そして油喰坊主(アンダケボージャー)という人は親も兄弟もいない一人者であった。二人で泥棒になり、運玉義留の方は大変な知恵者であった。金持ちの所からものを盗んで来ては貧しい人に分け与えていた。運玉義留は泥棒になる前は偉い人の奉公人であった。奉公している家の偉い人に「百姓はどこまで出世できますか。」と運玉義留が聞いたところ「うちまで(お側つきの位までしかつけない)。」という。そんな事なら世の中に名前を残す方が良いと、運玉義留が泥棒になった始めである。
全体の記録時間数 3:31
物語の時間数 3:17
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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