運玉義留は金持ちから何もかも盗んで来てね、貧乏者にあげよったって。そこに運玉森というのがあるさね、あれの下に大きなクムイがあったわけ。今は土が入ってしまっているがね、私たちが若いときは茅も多くあって蓮根も生えていてね、蟹もいっぱいいたわけよ。今はちょっと水溜りになっているんだがね。この運玉森にね、運玉義留は住んでいたって。幸地殿内といいよったかね、運玉義留はそこの使用人であったらしいよ。もう運玉義留は、旦那のカンプーを結いながらよ、「私たち百姓でも、できると、侍、阿司多部になれますかね。」と言ったから、「蛙が何になることができるか。百姓は百姓であるんだよ。」と言ったから、運玉義留は、「盗人になって後の世まで盗人の名を残す方がいい。」と言ってからによ、これから盗人になっていたって。
| レコード番号 | 47O360864 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C031 |
| 決定題名 | 運玉義留 盗人出世(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 与那嶺三郎 |
| 話者名かな | よなみねさんら |
| 生年月日 | 18960225 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県西原町字小波津 |
| 記録日 | 19820218 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字小波津調査3班T30A21 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 西原町史 別巻西原の民話P462 |
| キーワード | 運玉義留,盗人,義賊,泥棒,盗人出世 |
| 梗概(こうがい) | 運玉義留は金持ちから何もかも盗んで来てね、貧乏者にあげよったって。そこに運玉森というのがあるさね、あれの下に大きなクムイがあったわけ。今は土が入ってしまっているがね、私たちが若いときは茅も多くあって蓮根も生えていてね、蟹もいっぱいいたわけよ。今はちょっと水溜りになっているんだがね。この運玉森にね、運玉義留は住んでいたって。幸地殿内といいよったかね、運玉義留はそこの使用人であったらしいよ。もう運玉義留は、旦那のカンプーを結いながらよ、「私たち百姓でも、できると、侍、阿司多部になれますかね。」と言ったから、「蛙が何になることができるか。百姓は百姓であるんだよ。」と言ったから、運玉義留は、「盗人になって後の世まで盗人の名を残す方がいい。」と言ってからによ、これから盗人になっていたって。 |
| 全体の記録時間数 | 2:27 |
| 物語の時間数 | 2:23 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |