昔の船、唐船って言って、今の中国さ。唐に行く船、唐船て言って木船であったって。木船であるが沖縄の方で作って、この木船の監督、唐船の監督、フナトゥ役人、これに、昔のフナトゥ役人。これが監督であったって。渡嘉敷ペークーは。それで、この人が大変王様から、ちょうど渡嘉敷ペークーに、「お前はフナトゥ役して、役人しなさいよ。」って言って言いつけなさって、王様が。フナトゥ役人なさっていたって、渡嘉敷ペークーは。それでこの後から、また渡嘉敷ペークーに王様がよ、「えぇ、唐から何にもかも習わす人が来たらよ、これが監督、お前しなさいよ。」って言ってしたから、これも言いつけられてしたから、この唐人が来ると必ず渡嘉敷ペークーと一緒にどこもかも行った。それで、この渡嘉敷ペークーは、もう知恵持ちであるし、達者であるし、だから、唐人てだけど、わかりよったって。唐人はそれで唐人がちょうど来るとよ、昔、辻ていうのはない。中島というところにあるんだから、中島に連れて行って、あそこで酒飲ましたり、御馳走食べさせたり、ちょうど中島、中島のジュリにあると。「とぉ、そこの方に。」するとよ、この唐人が、「えぇペークー、首里の方では首里の人の女たち、全部髪、ジーファーは白だけどよ(白はナンジャだよ、ナンジャジーファー。侍ナンジャジーファー。百姓やまた赤ジーファーだから。それで中島の方に行ったから、またこの女の全部この赤ジーファーであってしたから)何かペークー、首里の方では白ジーファーさしているがそこでは赤のジーファーをさしている。」って言って。「あそこは首里、侍、そこは百姓であるからよ。」って言って、渡嘉敷ペークーが唐人にこんなして習わして。そうしてからまた、あれだったて。また、昔、女はそこの方にウシンチーて言って、着物を押し込むって。前はこんなことして置いてからに、そこはウシンチーて言って内の方に帯して、これに着物を押し込むんだからよ。それでしたから、唐人が、「えぇペークー、そこらへんの女はそこは穴が開いているのか。」って言いよったって。「えぇ、穴が開いているんですよ。」って言って、いたずらであるから、内の方に帯をして、これの方に着物を押し込むんだがこんなしてウシンチーて言ってこんなにするのは、ウシンチーて。ペークーが唐人を、もういたずらしよったて。
| レコード番号 | 47O360849 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C031 |
| 決定題名 | 渡嘉敷ペーク 唐人接待(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 与那嶺三郎 |
| 話者名かな | よなみねさんら |
| 生年月日 | 18960225 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県西原町字小波津 |
| 記録日 | 19820218 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字小波津調査3班T30A06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 西原町史 別巻西原の民話P218 |
| キーワード | 渡嘉敷ペーク,唐人接待,唐,接待,中島,辻,ウシンチー,ジイファー,かんざし |
| 梗概(こうがい) | 昔の船、唐船って言って、今の中国さ。唐に行く船、唐船て言って木船であったって。木船であるが沖縄の方で作って、この木船の監督、唐船の監督、フナトゥ役人、これに、昔のフナトゥ役人。これが監督であったって。渡嘉敷ペークーは。それで、この人が大変王様から、ちょうど渡嘉敷ペークーに、「お前はフナトゥ役して、役人しなさいよ。」って言って言いつけなさって、王様が。フナトゥ役人なさっていたって、渡嘉敷ペークーは。それでこの後から、また渡嘉敷ペークーに王様がよ、「えぇ、唐から何にもかも習わす人が来たらよ、これが監督、お前しなさいよ。」って言ってしたから、これも言いつけられてしたから、この唐人が来ると必ず渡嘉敷ペークーと一緒にどこもかも行った。それで、この渡嘉敷ペークーは、もう知恵持ちであるし、達者であるし、だから、唐人てだけど、わかりよったって。唐人はそれで唐人がちょうど来るとよ、昔、辻ていうのはない。中島というところにあるんだから、中島に連れて行って、あそこで酒飲ましたり、御馳走食べさせたり、ちょうど中島、中島のジュリにあると。「とぉ、そこの方に。」するとよ、この唐人が、「えぇペークー、首里の方では首里の人の女たち、全部髪、ジーファーは白だけどよ(白はナンジャだよ、ナンジャジーファー。侍ナンジャジーファー。百姓やまた赤ジーファーだから。それで中島の方に行ったから、またこの女の全部この赤ジーファーであってしたから)何かペークー、首里の方では白ジーファーさしているがそこでは赤のジーファーをさしている。」って言って。「あそこは首里、侍、そこは百姓であるからよ。」って言って、渡嘉敷ペークーが唐人にこんなして習わして。そうしてからまた、あれだったて。また、昔、女はそこの方にウシンチーて言って、着物を押し込むって。前はこんなことして置いてからに、そこはウシンチーて言って内の方に帯して、これに着物を押し込むんだからよ。それでしたから、唐人が、「えぇペークー、そこらへんの女はそこは穴が開いているのか。」って言いよったって。「えぇ、穴が開いているんですよ。」って言って、いたずらであるから、内の方に帯をして、これの方に着物を押し込むんだがこんなしてウシンチーて言ってこんなにするのは、ウシンチーて。ペークーが唐人を、もういたずらしよったて。 |
| 全体の記録時間数 | 3:52 |
| 物語の時間数 | 3:42 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |