昔は唐旅といってあったってさ。支那に行ったり来たりしていたけど。そしたから、この人が家に帰ったから、尺八の竹が自分の家の後ろの方に、生えていたってよ。「珍しいもんだね。この尺八の竹は植えていなかったけど、生えているんだから。」と言って、これを切って、ハンソー(横笛)を吹いたから、「ハンソーの鳴る音は、変なことして鳴る音だね。これは、懐かしく鳴る音だな。」と言って、このハンソーはもう夜中からは、寂しくて吹けなかったってよ。それから、また煙草もこの人の肝から生えていたってよ。そして、この煙草を取って、干して乾かして、吹いたから、「吹くことができるな。」と言って吹いてから、この下を掘って見たから、自分の子どもが、これの下の方に埋められていたって。それから、「これが殺して、埋めたんだね。」と言ってこの継母を殺しているわけさ。それだから今でも寂しくて、尺八は夜中から吹けなかったって。
| レコード番号 | 47O360795 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C028 |
| 決定題名 | 継子と笛 煙草の起源(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 糸数三良 |
| 話者名かな | いとかずさんら |
| 生年月日 | 18961208 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県西原町字翁長 |
| 記録日 | 19820218 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字翁長調査12班T27A23 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 西原町史 別巻西原の民話P123 |
| キーワード | 継子話,継母,継子,いじめ,唐旅,笛,煙草 |
| 梗概(こうがい) | 昔は唐旅といってあったってさ。支那に行ったり来たりしていたけど。そしたから、この人が家に帰ったから、尺八の竹が自分の家の後ろの方に、生えていたってよ。「珍しいもんだね。この尺八の竹は植えていなかったけど、生えているんだから。」と言って、これを切って、ハンソー(横笛)を吹いたから、「ハンソーの鳴る音は、変なことして鳴る音だね。これは、懐かしく鳴る音だな。」と言って、このハンソーはもう夜中からは、寂しくて吹けなかったってよ。それから、また煙草もこの人の肝から生えていたってよ。そして、この煙草を取って、干して乾かして、吹いたから、「吹くことができるな。」と言って吹いてから、この下を掘って見たから、自分の子どもが、これの下の方に埋められていたって。それから、「これが殺して、埋めたんだね。」と言ってこの継母を殺しているわけさ。それだから今でも寂しくて、尺八は夜中から吹けなかったって。 |
| 全体の記録時間数 | 1:21 |
| 物語の時間数 | 1:05 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |