昔、大きな店があって、近くの男が、その大きな店の娘さんを普段から、あれは妻にしてやろうと心構えしておったという。だけど、なかなかそういうことができなくて、それで、もう娘に言ったら、その女から、「私が持って来たのを見て、それをまた逆に答えを返すんだったら、あんたの妻になる。」と縫針に糸を抜いてね、茶碗に水を入れて柳の枝を入れて持ってきたそうです。そいで、その男は、「その針を呑んで水を落とさないということかな。」と思ったけど、答えが分からないから、泣いておったら、そこの下男に年取った老人がおったそうですが、「このぐらい、お前はわからないのか。」「教えて下さい。」と言ったら、「播磨(はりま)の国、長糸町(なかいとちょう)、陶器屋(とうきや)センダンの生えた門のみずえという方。」と。茶碗はとうきでしょう。いいことを習ったと言って、お爺さんに礼していたそうですよ。これは内地での話です。
| レコード番号 | 47O360792 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C028 |
| 決定題名 | 播磨糸長(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 難題聟 |
| 話者名 | 城間清茂 |
| 話者名かな | しろませいも |
| 生年月日 | 18980615 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県西原町字翁長 |
| 記録日 | 19820218 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字翁長調査12班T27A20 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 西原町史 別巻西原の民話P56 |
| キーワード | 難題婿,播磨糸長,難題,問答 |
| 梗概(こうがい) | 昔、大きな店があって、近くの男が、その大きな店の娘さんを普段から、あれは妻にしてやろうと心構えしておったという。だけど、なかなかそういうことができなくて、それで、もう娘に言ったら、その女から、「私が持って来たのを見て、それをまた逆に答えを返すんだったら、あんたの妻になる。」と縫針に糸を抜いてね、茶碗に水を入れて柳の枝を入れて持ってきたそうです。そいで、その男は、「その針を呑んで水を落とさないということかな。」と思ったけど、答えが分からないから、泣いておったら、そこの下男に年取った老人がおったそうですが、「このぐらい、お前はわからないのか。」「教えて下さい。」と言ったら、「播磨(はりま)の国、長糸町(なかいとちょう)、陶器屋(とうきや)センダンの生えた門のみずえという方。」と。茶碗はとうきでしょう。いいことを習ったと言って、お爺さんに礼していたそうですよ。これは内地での話です。 |
| 全体の記録時間数 | 1:43 |
| 物語の時間数 | 1:21 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |