猿長者(シマグチ)

概要

昔、年の夜になると、沖縄どこでも豚肉を食べる。それで金持ちの人がいて、豚をまるごと殺してぜいたくしているところへ、神様が乞食になって「泊らせてくれませんか。」というと「年夜に人を泊めるか。」といって泊めなかった。そして、今度は貧乏人の夫婦が暮らしているところに「泊めてください。」というと、夫婦は火をたいてながら「私たちは火正月だからとなりの金持ちの家に泊まってくれませんか。」というと「いや、私も同じ火正月がいいからあなたの家に泊めて下さい。」といった。それから神様は「おまえたちは何が欲しいか。」ときく。夫婦は「私達は若返るのがいい。」と言った。「そうか。」と若水で湯を沸かせて、風呂に入れてやった。すると若返った。そして夫婦は金持の家に行ってあいさつをしたので「私たちも若返ろう。」と神様がその家を出て行くのを待っていて「私たちも若くして下さい。」と言った。神様は「ああそうか。」と石をやいてすわらせ、「よし、この石の上にすわりなさい。」といってすわらせた。そしてすわったので、この人達は赤猿になり赤尻になった。

再生時間:2:15

民話詳細DATA

レコード番号 47O360742
CD番号 47O36C026
決定題名 猿長者(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 久高友信
話者名かな くだかゆうしん
生年月日 19180728
性別
出身地 沖縄県西原町字上原
記録日 19820218
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字上原調査01班T25A07
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 奉公先で聞いた
文字化資料
キーワード 猿長者,猿,神様,貧乏人,金持ち,年夜,年末,大年,石
梗概(こうがい) 昔、年の夜になると、沖縄どこでも豚肉を食べる。それで金持ちの人がいて、豚をまるごと殺してぜいたくしているところへ、神様が乞食になって「泊らせてくれませんか。」というと「年夜に人を泊めるか。」といって泊めなかった。そして、今度は貧乏人の夫婦が暮らしているところに「泊めてください。」というと、夫婦は火をたいてながら「私たちは火正月だからとなりの金持ちの家に泊まってくれませんか。」というと「いや、私も同じ火正月がいいからあなたの家に泊めて下さい。」といった。それから神様は「おまえたちは何が欲しいか。」ときく。夫婦は「私達は若返るのがいい。」と言った。「そうか。」と若水で湯を沸かせて、風呂に入れてやった。すると若返った。そして夫婦は金持の家に行ってあいさつをしたので「私たちも若返ろう。」と神様がその家を出て行くのを待っていて「私たちも若くして下さい。」と言った。神様は「ああそうか。」と石をやいてすわらせ、「よし、この石の上にすわりなさい。」といってすわらせた。そしてすわったので、この人達は赤猿になり赤尻になった。
全体の記録時間数 2:31
物語の時間数 2:15
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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