とても仲の悪い兄弟がいた。友達づきあいもよく、そして兄の方はこまやかな神経の持ち主で弟の方は働き者であったそうだ。しかし兄弟はとても仲が悪かった。今の屋良ムルチの川端の方でさとうきびを作っていると、毎晩盗人に食べられるそうだ。これではいけないとカマを持ってつかまえようとさとうきびの中にかくれていた。そこへ盗人があらわれてきたものだから、このやろうと切りつけたものだから、びっくりして友達の所に助けを求めると「お前は人殺しだから来ないでくれ。」と言われたので仕方なく兄の方へ助けをお願いしに行くと「お前は人殺しまでして大変な事をしてくれたものだ。これは兄弟だから一緒に助けてあげよう。」と言って二人で出かけ死体を見るとそれはうなぎだった。二人でそれをかついで帰り、友達と一緒に御馳走して食べた。
| レコード番号 | 47O360678 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C025 |
| 決定題名 | 兄弟の仲直り(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 佐久田朝吉 |
| 話者名かな | さくだちょうきち |
| 生年月日 | 19120915 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県西原町字徳佐田 |
| 記録日 | 19820217 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字徳佐田調査班T23A06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 義理の父親から聞いた |
| 文字化資料 | 西原町史 別巻西原の民話P77 |
| キーワード | 兄弟の仲直り,うなぎ,屋良,屋良ムルチ,大ウナギ,兄弟,盗人 |
| 梗概(こうがい) | とても仲の悪い兄弟がいた。友達づきあいもよく、そして兄の方はこまやかな神経の持ち主で弟の方は働き者であったそうだ。しかし兄弟はとても仲が悪かった。今の屋良ムルチの川端の方でさとうきびを作っていると、毎晩盗人に食べられるそうだ。これではいけないとカマを持ってつかまえようとさとうきびの中にかくれていた。そこへ盗人があらわれてきたものだから、このやろうと切りつけたものだから、びっくりして友達の所に助けを求めると「お前は人殺しだから来ないでくれ。」と言われたので仕方なく兄の方へ助けをお願いしに行くと「お前は人殺しまでして大変な事をしてくれたものだ。これは兄弟だから一緒に助けてあげよう。」と言って二人で出かけ死体を見るとそれはうなぎだった。二人でそれをかついで帰り、友達と一緒に御馳走して食べた。 |
| 全体の記録時間数 | 1:05 |
| 物語の時間数 | 1:00 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |