(阿麻和利が親に)職はどれくらいまで(上に)いけるかと聞いたら父親があんたはいくら勉強してもウッチサバクイ(村役人、村長)しかできないからおまえは自分かってにしなさいと言った。(阿麻和利は)「父さんがそういうなら自分も独立するから親の果報をくれ。」と言うと「おまえにあげるのはわら一束しかないからこれを持って出ていけ。」とワラ一束の福分をもらって出た。それを持って魚屋へ行き、魚と交換し、その魚を屏風屋に持っていって屏風と交換した屏風を持って山へ行き昼寝をしながら上をみると木の枝にクモが巣をつくっているのを見て、これは魚をとる網に使えると思い、網屋へ行って屏風と網を交換した。それでできるだけ網を作らせ、この網を漁師にあげようということで東海岸の与那原から勝連方面の漁師に配り、漁師たちは恩を受けて阿麻和利の言うことをよく聞くようになった。そこで阿麻和利は勝連城をどうにかして落とせないかと計画をたて、何日を晩、たいまつをつけて勝連城まで集まれと漁師達に言った。そして勝連城まで行って首里城から戦をしかけられているように見せかけた。勝連城主に言うと、そんなはずはないと言ったので「うそと思うなら物見台にでてみなさい。」と言った。いっしょに行くと、なるほどたいまつをつけて盛んにそこに集まって来るので、これは間違いないと思ったと同時に(阿麻和利は)勝連城主をそこから落として殺した。そして自分が勝連城主になり、琉球を自分一人のものにしようという計画をたてた。(阿麻和利のお兄さんは地頭代になっていたという)
| レコード番号 | 47O360676 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C025 |
| 決定題名 | 阿麻和利(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 安座間喜盛 |
| 話者名かな | あざまきせい |
| 生年月日 | 19090804 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県西原町字徳佐田 |
| 記録日 | 19820217 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字徳佐田調査班T23A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | おじいさんから聞いた、新聞でも読んだ |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | - |
| 梗概(こうがい) | (阿麻和利が親に)職はどれくらいまで(上に)いけるかと聞いたら父親があんたはいくら勉強してもウッチサバクイ(村役人、村長)しかできないからおまえは自分かってにしなさいと言った。(阿麻和利は)「父さんがそういうなら自分も独立するから親の果報をくれ。」と言うと「おまえにあげるのはわら一束しかないからこれを持って出ていけ。」とワラ一束の福分をもらって出た。それを持って魚屋へ行き、魚と交換し、その魚を屏風屋に持っていって屏風と交換した屏風を持って山へ行き昼寝をしながら上をみると木の枝にクモが巣をつくっているのを見て、これは魚をとる網に使えると思い、網屋へ行って屏風と網を交換した。それでできるだけ網を作らせ、この網を漁師にあげようということで東海岸の与那原から勝連方面の漁師に配り、漁師たちは恩を受けて阿麻和利の言うことをよく聞くようになった。そこで阿麻和利は勝連城をどうにかして落とせないかと計画をたて、何日を晩、たいまつをつけて勝連城まで集まれと漁師達に言った。そして勝連城まで行って首里城から戦をしかけられているように見せかけた。勝連城主に言うと、そんなはずはないと言ったので「うそと思うなら物見台にでてみなさい。」と言った。いっしょに行くと、なるほどたいまつをつけて盛んにそこに集まって来るので、これは間違いないと思ったと同時に(阿麻和利は)勝連城主をそこから落として殺した。そして自分が勝連城主になり、琉球を自分一人のものにしようという計画をたてた。(阿麻和利のお兄さんは地頭代になっていたという) |
| 全体の記録時間数 | 4:26 |
| 物語の時間数 | 4:16 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |