百姓であったから、大通りになって、「おまえはがんばっているが、あなたは、あなたの鍬を何回おろしたか数えておきなさい。」といった。そして「はい。」といったが、半分まできて、わすれてしまった。「ふぉうして返答しようか。」と心配していると、そこへ子供が弁当を持ってきた。心配そうにしているので「どうしてこんなに心配そうにしているのですか。」といったら「ここに偉い人がお通りになって『おまえはがんばっているから、鍬の数を数えておきなさい。』といっていたが、半分まで数えていたが忘れてしまった。どうして返答すればいいのかと心配している。」といった。すると、「心配するな、私が返答する。」と子どもがいった。そしてまた同じ人がいらして「どれだけまで数えたか。」といったので、その子が「あなた、どうして数えられますか、かぞえることはできませんよ。あなたの馬の足は那覇までいく足をかぞえましたか。あなたは数えましたか。」といった。そしたら、その偉い人は何もいえないで帰ったという。
| レコード番号 | 47O360621 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C022 |
| 決定題名 | 松川童 くわの数(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 城間盛次 |
| 話者名かな | しろませいじ |
| 生年月日 | 18921225 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県西原町字棚原 |
| 記録日 | 19820217 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字棚原調査班T20B08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 松川童子,くわの数,鍬,とんち,謎かけ,難題 |
| 梗概(こうがい) | 百姓であったから、大通りになって、「おまえはがんばっているが、あなたは、あなたの鍬を何回おろしたか数えておきなさい。」といった。そして「はい。」といったが、半分まできて、わすれてしまった。「ふぉうして返答しようか。」と心配していると、そこへ子供が弁当を持ってきた。心配そうにしているので「どうしてこんなに心配そうにしているのですか。」といったら「ここに偉い人がお通りになって『おまえはがんばっているから、鍬の数を数えておきなさい。』といっていたが、半分まで数えていたが忘れてしまった。どうして返答すればいいのかと心配している。」といった。すると、「心配するな、私が返答する。」と子どもがいった。そしてまた同じ人がいらして「どれだけまで数えたか。」といったので、その子が「あなた、どうして数えられますか、かぞえることはできませんよ。あなたの馬の足は那覇までいく足をかぞえましたか。あなたは数えましたか。」といった。そしたら、その偉い人は何もいえないで帰ったという。 |
| 全体の記録時間数 | 2:12 |
| 物語の時間数 | 1:39 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |