三津武嶽(シマグチ)

概要

ウミナイビ(王の長女)が薩摩に連れて行かれ、そこの王の妾になった。しかし、沖縄からそのウミナイビの付き人として行っている人達が、「沖縄は神国なので、ウミナイビがいないと御願ができないので沖縄に帰して下さい。」とたのむと「このカラス(塩漬けの魚)を生き返させるなら(沖縄は)神国と認めて帰してやる。」というので付き人である神人は一生懸命御願した。すると、このカラスは生き返ったので帰してもらったが、このウミナイビには子供ができており、ウミナイビが子供を産むことは許されないと付き人が海に子供を捨てた。そのためにウミナイビは毎日気違いのように黙り込んでいた。このウミナイビが「私は海の見える所に住まわせてくれ。」とたのんだので与那原の御殿山に住まわせた。また、この人の遺言に「死んだら海の見える所に葬ってくれ。」といった。(そこが)三津武嶽せある。

再生時間:2:52

民話詳細DATA

レコード番号 47O360516
CD番号 47O36C019
決定題名 三津武嶽(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 新垣孫栄
話者名かな あらかきそんえい
生年月日 19070705
性別
出身地 沖縄県中城村和宇慶
記録日 19820216
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 西原町字掛保久調査班T16B07
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 西原町史 別巻西原の民話P239
キーワード ウミナイビ,王女,薩摩,子供,三津武嶽,御殿山,カラス,
梗概(こうがい) ウミナイビ(王の長女)が薩摩に連れて行かれ、そこの王の妾になった。しかし、沖縄からそのウミナイビの付き人として行っている人達が、「沖縄は神国なので、ウミナイビがいないと御願ができないので沖縄に帰して下さい。」とたのむと「このカラス(塩漬けの魚)を生き返させるなら(沖縄は)神国と認めて帰してやる。」というので付き人である神人は一生懸命御願した。すると、このカラスは生き返ったので帰してもらったが、このウミナイビには子供ができており、ウミナイビが子供を産むことは許されないと付き人が海に子供を捨てた。そのためにウミナイビは毎日気違いのように黙り込んでいた。このウミナイビが「私は海の見える所に住まわせてくれ。」とたのんだので与那原の御殿山に住まわせた。また、この人の遺言に「死んだら海の見える所に葬ってくれ。」といった。(そこが)三津武嶽せある。
全体の記録時間数 3:21
物語の時間数 2:52
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP