尚円王は、伊是名から国頭にきた人であった。その田圃の水は、人の田の水はなくなっても干上がることはなかった。これは不思議だということで(他の人が)調べてみると、この男を好きな女たちが田に水を入れていた。それほど美男子であった。それで国頭の若い青年が「こんな奴を村においておいたら大変だ。」と憎んで殺す計画をたてた。それを鍛冶屋の男が、「ここにいたら大変だ、村の青年があなたをねらっている。」と言って逃がした。馬が走って止まった所で生活しなさいと言われていたので、止まった所で降りると嘉手苅であった。そこには、ウフヤ、イリがいてきれいな女、ウフヤが尚円王の面倒を見てイリが食料を与えた。その人(尚円王)が内間高干瀬で魚釣りをしているのだが、釣針はまっすぐであった。にも関わらずたくさんの魚がとれた。首里城でそういう人間がいるということを聞きつけて、首里から役人が来るとその通りであった。尚円王は、「私を殺しにきた。」と海に飛び込んだが、浅瀬でしぬことができなかった。
| レコード番号 | 47O360438 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C016 |
| 決定題名 | 尚円王(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 大城政吉 |
| 話者名かな | おおしろせいきち |
| 生年月日 | 19151012 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県西原町字小橋川 |
| 記録日 | 19820216 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字小橋川調査班T14B09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 尚円王,国頭,伊是名,釣針,田圃,美男子,ウフヤ,イリ |
| 梗概(こうがい) | 尚円王は、伊是名から国頭にきた人であった。その田圃の水は、人の田の水はなくなっても干上がることはなかった。これは不思議だということで(他の人が)調べてみると、この男を好きな女たちが田に水を入れていた。それほど美男子であった。それで国頭の若い青年が「こんな奴を村においておいたら大変だ。」と憎んで殺す計画をたてた。それを鍛冶屋の男が、「ここにいたら大変だ、村の青年があなたをねらっている。」と言って逃がした。馬が走って止まった所で生活しなさいと言われていたので、止まった所で降りると嘉手苅であった。そこには、ウフヤ、イリがいてきれいな女、ウフヤが尚円王の面倒を見てイリが食料を与えた。その人(尚円王)が内間高干瀬で魚釣りをしているのだが、釣針はまっすぐであった。にも関わらずたくさんの魚がとれた。首里城でそういう人間がいるということを聞きつけて、首里から役人が来るとその通りであった。尚円王は、「私を殺しにきた。」と海に飛び込んだが、浅瀬でしぬことができなかった。 |
| 全体の記録時間数 | 4:50 |
| 物語の時間数 | 4:42 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |