何という人かわからないが「お前はいもを何回ほったか数えておけ。」と言われたので「はい。」といって一回たがやすごとにざるにいもを入れて数えていたが、後から忘れてしまったので親は心配して座りこんでいると「どうしたのですか、お父さん。何をそんなにふさぎこんでいるのですか。」と聞くと「ここから御主(国王)が通る時にいもを何回ほったか計算しておけと言われたが、自分は途中から忘れてしまったのでこうして悩んでいるのだ。」というと「どうしてこんな事で心配しているのか、自分がこの事の返事はしますよ。」といった。(御主が)もどって来て「お前は何回ほったか。」と聞くと子供が途中から来て「貴方の馬は何回歩いたか。」というと「この子供には負けたよ。」と言ったそうだ。それから松川童子の頭は、普通の頭ではないよと言われるようになった。
| レコード番号 | 47O360335 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C013 |
| 決定題名 | 松川童 鍬の数(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 野国ツル |
| 話者名かな | のぐにつる |
| 生年月日 | 19070406 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県那覇市首里鳥堀 |
| 記録日 | 19810614 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字池田調査班T11A22 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 父親から家で父親が酒を飲んだ時に話してくれた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 松川童子,鍬の数,王様,御主 |
| 梗概(こうがい) | 何という人かわからないが「お前はいもを何回ほったか数えておけ。」と言われたので「はい。」といって一回たがやすごとにざるにいもを入れて数えていたが、後から忘れてしまったので親は心配して座りこんでいると「どうしたのですか、お父さん。何をそんなにふさぎこんでいるのですか。」と聞くと「ここから御主(国王)が通る時にいもを何回ほったか計算しておけと言われたが、自分は途中から忘れてしまったのでこうして悩んでいるのだ。」というと「どうしてこんな事で心配しているのか、自分がこの事の返事はしますよ。」といった。(御主が)もどって来て「お前は何回ほったか。」と聞くと子供が途中から来て「貴方の馬は何回歩いたか。」というと「この子供には負けたよ。」と言ったそうだ。それから松川童子の頭は、普通の頭ではないよと言われるようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 1:25 |
| 物語の時間数 | 1:08 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |