運玉義留と油喰坊主の二人がどうしていっしょになったかというと、昔は戦前までトーフ豆を種豆としてとっておくのである。が、油喰坊主は焼いて食べたのである。それを食べたので親にしかられてすねていたのである。そうしてなている時にこの油喰坊主をみて「どうしてないているのか」と聞くと「冬青草、夏カラカラ」といったのでこの運玉義留は意味がわからず、きいたら「大豆だ」といっていた。大豆は冬は青々としているのだが、夏は枯れるといっているのである。この子はなにかかわったところがあると思い「自分といっしょになれ」「親にしつけられて出されたのならいっしょにならないか」といっていっしょになったのである。それの試験をしているのであるが、油を買いに行かせたのである。お金を持たずに一升びんをもたせて行かせたら瓶の中に綿をつめてこのお店で油を買おうとつがせてひっくりかえして「おまえたちのは油ははってないじゃないか」といってそこから出ていき他の所では又(それを)しぼっていれてという風にして何カ所からもかき集めてきてびんの一杯になったので元の所、運玉義留の所へ来ていた。「おまえはどうして買ってきたのか」とめずらしく思ってきくと「お金は持ってないのでこんな風にしてきたよ」と言うとこれはいっしょになれるなあと言っていっしょになったと、これがいっしょになった元である。
| レコード番号 | 47O360232 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C010 |
| 決定題名 | 運玉義留と油喰坊主(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 城間栄吉 |
| 話者名かな | しろまえいきち |
| 生年月日 | 19090415 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 西原町字安室 |
| 記録日 | 19810614 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字安室調査班T9A07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | お年寄りからきいた |
| 文字化資料 | 西原町史 別巻西原の民話P477 |
| キーワード | 運玉義留,油喰坊主,義賊,泥棒試験 |
| 梗概(こうがい) | 運玉義留と油喰坊主の二人がどうしていっしょになったかというと、昔は戦前までトーフ豆を種豆としてとっておくのである。が、油喰坊主は焼いて食べたのである。それを食べたので親にしかられてすねていたのである。そうしてなている時にこの油喰坊主をみて「どうしてないているのか」と聞くと「冬青草、夏カラカラ」といったのでこの運玉義留は意味がわからず、きいたら「大豆だ」といっていた。大豆は冬は青々としているのだが、夏は枯れるといっているのである。この子はなにかかわったところがあると思い「自分といっしょになれ」「親にしつけられて出されたのならいっしょにならないか」といっていっしょになったのである。それの試験をしているのであるが、油を買いに行かせたのである。お金を持たずに一升びんをもたせて行かせたら瓶の中に綿をつめてこのお店で油を買おうとつがせてひっくりかえして「おまえたちのは油ははってないじゃないか」といってそこから出ていき他の所では又(それを)しぼっていれてという風にして何カ所からもかき集めてきてびんの一杯になったので元の所、運玉義留の所へ来ていた。「おまえはどうして買ってきたのか」とめずらしく思ってきくと「お金は持ってないのでこんな風にしてきたよ」と言うとこれはいっしょになれるなあと言っていっしょになったと、これがいっしょになった元である。 |
| 全体の記録時間数 | 3:04 |
| 物語の時間数 | 2:49 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |