三司官を選ぶためにその職を奪い合っていた。13の年に中城御殿に昔の城の女として行った。この人の他にチーヤーという人がいて年は13才であったが体は大きかった。しかし15になっても16になってもまだ女になってなかった。17のときに主がこの人に目をつけて妊娠をしたので前にいた女は気を悪くして「これを刺し殺さなければならない」と考えていた。それで「私はここにいたら刺し殺されてしまう。この子をどうにかしておろしてしまおう」と鉛をけずってごはんといっしょにそれを食べていた。しかしそれを食べてもおろすことができなかった。するとそのおなかの中に入っている子どもが母親がゲェーといったときにものを言った。人は9カ月、10か月すると生まれるがこれは12カ月も入っていた。腹の中からヨダレが出てテーブルの上にきれいに字が書かれた。それは、腹が切れて腹の中から人が生まれ出てくるような形がつくられた。三日前になるとおなかが切れるように痛くなった。そして「母さん、私は生まれるべきところからは生まれないから、あなたは私が生まれたら死ぬことになるから後悔しないでください」とゲェーと吐いたヨダレでそういうふうに書かれていた。そうして生まれた。鉄の子供が生まれて7時間たったころに立った。一寸ほどだけ肉があった。このように生まれたので先妻が憎んで包丁を立てまったくたたなかった。また、御殿から槍でもってつくが全くたたなかった。これを殺そうと思っても殺すことができなかった。七つの年には一人前の大人位になっていた。
| レコード番号 | 47O360061 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C004 |
| 決定題名 | チョーフグン親方 誕生(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 泉川寛三 |
| 話者名かな | いずみかわかんぞう |
| 生年月日 | 19030310 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県西原町仲伊保 |
| 記録日 | 19820219 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 西原町字兼久調査12班T03B04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 『西原町史 別巻 西原の民話』P603 |
| キーワード | チョーフグン親方,鉄の子,チーヤー,三司官 |
| 梗概(こうがい) | 三司官を選ぶためにその職を奪い合っていた。13の年に中城御殿に昔の城の女として行った。この人の他にチーヤーという人がいて年は13才であったが体は大きかった。しかし15になっても16になってもまだ女になってなかった。17のときに主がこの人に目をつけて妊娠をしたので前にいた女は気を悪くして「これを刺し殺さなければならない」と考えていた。それで「私はここにいたら刺し殺されてしまう。この子をどうにかしておろしてしまおう」と鉛をけずってごはんといっしょにそれを食べていた。しかしそれを食べてもおろすことができなかった。するとそのおなかの中に入っている子どもが母親がゲェーといったときにものを言った。人は9カ月、10か月すると生まれるがこれは12カ月も入っていた。腹の中からヨダレが出てテーブルの上にきれいに字が書かれた。それは、腹が切れて腹の中から人が生まれ出てくるような形がつくられた。三日前になるとおなかが切れるように痛くなった。そして「母さん、私は生まれるべきところからは生まれないから、あなたは私が生まれたら死ぬことになるから後悔しないでください」とゲェーと吐いたヨダレでそういうふうに書かれていた。そうして生まれた。鉄の子供が生まれて7時間たったころに立った。一寸ほどだけ肉があった。このように生まれたので先妻が憎んで包丁を立てまったくたたなかった。また、御殿から槍でもってつくが全くたたなかった。これを殺そうと思っても殺すことができなかった。七つの年には一人前の大人位になっていた。 |
| 全体の記録時間数 | 7:14 |
| 物語の時間数 | 7:00 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |