モーイ親方(シマグチ)

概要

モーイは昼は、アマハイ、クマハイして遊んでばかりだったが、夜になると床下で勉強していた。その夜に勉強していた紙を捨てていたら、アヤーがこれを見つけて、ターリーに言うと、ターリは、モーイを呼んで「こんなに難しい字を知ってる奴がいるのか」と聞いた。モーイは、「ハイ、私です」と答えた。しかし、モーイは煙草が好きだった。ターリーに一吹きだけにしなさいと言われたので、モーイは煙草をまとめて吸いその煙を見たターリがびっくりしてみると、モーイは得意げな顔で「一吹きだけです。」といった。またモーイには許嫁の娘がいたが顔も見ることもできなかったので庭の木に登って鳥を放しびっくりして出てきた娘を見て喜んだ。しかし、モーイがあまりにもフラーなので相手の親が破談にしようとしていた。しかし石門に登り父親が通る時に釣り針をカタカシラに引っ掛けて一度引っ掛かったものは取れないといって娘をくれるんだったらはずすといって嫁をもらった。また首里で御主加那志が飲む井戸の所に「小便をしてはいけない」と立て看板があり、した者は五銭の罰金とあった。モーイは五銭をおいて小便をやり役人をやりこめた。また、モーイにターリーは下駄をはけ、アヤーは草履をはけと言う。モーイは両親の孝行と思って片足に下駄、片足は草履をはいて歩いた。モーイの親に薩摩から難題がでた。灰縄と雄鶏の卵と弁ヶ岳を持ってこいと出た。モーイが考えて薩摩にいった、「父親は」と聞かれ「父はお産なので代理できた」と言ったら「男がお産なわけがない」と言われたので「それでは雄鶏の卵はない」といった。「弁ヶ岳は」と聞かれ「那覇の港の所まで持ってきてあるが、それを乗せる船がないのでそれを下さい」といってやりこめた。灰縄は縄を燃やして灰にしてくずさないで持っていった。殿様は喜んで「何か褒美をやる」というとモーイは「褒美ではなしに一日だけ殿様にしてくれ」とたのむ、そして沖縄の捨金をみんな燃やしてしまった。

再生時間:12:05

民話詳細DATA

レコード番号 47O416732
CD番号 47O41C357
決定題名 モーイ親方(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 金城清子
話者名かな きんじょうきよこ
生年月日 19090609
性別
出身地
記録日 19940916
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 嘉手納T62A05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 笑話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード モーイ親方,勉強,一吹きだけ煙草,許嫁,小便,下駄,草履,薩摩,灰縄,雄鶏の卵,弁ヶ岳,一日殿様
梗概(こうがい) モーイは昼は、アマハイ、クマハイして遊んでばかりだったが、夜になると床下で勉強していた。その夜に勉強していた紙を捨てていたら、アヤーがこれを見つけて、ターリーに言うと、ターリは、モーイを呼んで「こんなに難しい字を知ってる奴がいるのか」と聞いた。モーイは、「ハイ、私です」と答えた。しかし、モーイは煙草が好きだった。ターリーに一吹きだけにしなさいと言われたので、モーイは煙草をまとめて吸いその煙を見たターリがびっくりしてみると、モーイは得意げな顔で「一吹きだけです。」といった。またモーイには許嫁の娘がいたが顔も見ることもできなかったので庭の木に登って鳥を放しびっくりして出てきた娘を見て喜んだ。しかし、モーイがあまりにもフラーなので相手の親が破談にしようとしていた。しかし石門に登り父親が通る時に釣り針をカタカシラに引っ掛けて一度引っ掛かったものは取れないといって娘をくれるんだったらはずすといって嫁をもらった。また首里で御主加那志が飲む井戸の所に「小便をしてはいけない」と立て看板があり、した者は五銭の罰金とあった。モーイは五銭をおいて小便をやり役人をやりこめた。また、モーイにターリーは下駄をはけ、アヤーは草履をはけと言う。モーイは両親の孝行と思って片足に下駄、片足は草履をはいて歩いた。モーイの親に薩摩から難題がでた。灰縄と雄鶏の卵と弁ヶ岳を持ってこいと出た。モーイが考えて薩摩にいった、「父親は」と聞かれ「父はお産なので代理できた」と言ったら「男がお産なわけがない」と言われたので「それでは雄鶏の卵はない」といった。「弁ヶ岳は」と聞かれ「那覇の港の所まで持ってきてあるが、それを乗せる船がないのでそれを下さい」といってやりこめた。灰縄は縄を燃やして灰にしてくずさないで持っていった。殿様は喜んで「何か褒美をやる」というとモーイは「褒美ではなしに一日だけ殿様にしてくれ」とたのむ、そして沖縄の捨金をみんな燃やしてしまった。
全体の記録時間数 12:05
物語の時間数 12:05
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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