普天間権現由来(シマグチ混)

概要

どこのうみないびかねえ、大変ちゅらかーぎーなうみないびと言って。して、商人ではないんだが、商人に化けて、その女、忍びーにいくさあ。いしたら、その女はねえ、誰にも見られなかったって。いつもう自分のお座敷にいして、うでしょ、あれを紡いでからに。したら、でどうにかこうどんな拍子か、急にい外に出てからにい、その油売やーに見られてからよ、「ありひゃ、今うてーん、あい、今見えたよう。」って、その油売りが言ったそうです。その油売りも、油売りでなくて、首里のなんとか、偉い人らしいのよ。「あれ、あれ、今見えたよう。」と言ったから、『人に見られたねえ。』といっ、思ってその女は、そのまま家を飛び出して、あの普天間宮に入ってから、洞穴に入って、どこにい、行ったのか分からないて。して、これはもうどこに行ったかととっても捜しても分からない。あと洞穴の先に出口があるさあね、あそこに糸を紡ぐ、こっちでシーグというさあ、ナイフと紡いだ糸の尻尾と置いてあったって。だからこっちから何処にいったのかわからんから、「天に登って行ったんだねえ、神様だったんだねえ。」といって、これから、そこは信じられているて。その洞は。神に。話かそれはわからんがねえ、ある軍人が、普天間宮は大変尊いだから、あそこ拝んで軍人に行ったら、もう自分の命乞いするでしょう。だから、元気で帰るから、といって、自分の刀を洞の入口に立ててからに、そこの洞を拝んで、帰る途中に忘れて、船は出ていって、刀忘れたのもうあそこ、残波なあ岬の越えてから、思い出したって。ここにい向かってからに、「僕の刀だから、お守りしてください。」といって、手を合わせたから、この軍人は自分の務め帰って来るまで、その刀そこにあったっての話は聞いた。だから、いくつもそんなあれが重なってからに、普天間宮というのは神さまである、偉いといって、みんなで信用して拝むて。その話はあるさ。

再生時間:3:00

民話詳細DATA

レコード番号 47O416692
CD番号 47O41C355
決定題名 普天間権現由来(シマグチ混)
話者がつけた題名
話者名 比嘉治子
話者名かな ひがはるこ
生年月日 19080510
性別
出身地 嘉手納町屋良
記録日 19940916
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 嘉手納T60A04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 かでなの民話P216
キーワード 大変美人,油売り,普天間宮,洞穴,神様,刀
梗概(こうがい) どこのうみないびかねえ、大変ちゅらかーぎーなうみないびと言って。して、商人ではないんだが、商人に化けて、その女、忍びーにいくさあ。いしたら、その女はねえ、誰にも見られなかったって。いつもう自分のお座敷にいして、うでしょ、あれを紡いでからに。したら、でどうにかこうどんな拍子か、急にい外に出てからにい、その油売やーに見られてからよ、「ありひゃ、今うてーん、あい、今見えたよう。」って、その油売りが言ったそうです。その油売りも、油売りでなくて、首里のなんとか、偉い人らしいのよ。「あれ、あれ、今見えたよう。」と言ったから、『人に見られたねえ。』といっ、思ってその女は、そのまま家を飛び出して、あの普天間宮に入ってから、洞穴に入って、どこにい、行ったのか分からないて。して、これはもうどこに行ったかととっても捜しても分からない。あと洞穴の先に出口があるさあね、あそこに糸を紡ぐ、こっちでシーグというさあ、ナイフと紡いだ糸の尻尾と置いてあったって。だからこっちから何処にいったのかわからんから、「天に登って行ったんだねえ、神様だったんだねえ。」といって、これから、そこは信じられているて。その洞は。神に。話かそれはわからんがねえ、ある軍人が、普天間宮は大変尊いだから、あそこ拝んで軍人に行ったら、もう自分の命乞いするでしょう。だから、元気で帰るから、といって、自分の刀を洞の入口に立ててからに、そこの洞を拝んで、帰る途中に忘れて、船は出ていって、刀忘れたのもうあそこ、残波なあ岬の越えてから、思い出したって。ここにい向かってからに、「僕の刀だから、お守りしてください。」といって、手を合わせたから、この軍人は自分の務め帰って来るまで、その刀そこにあったっての話は聞いた。だから、いくつもそんなあれが重なってからに、普天間宮というのは神さまである、偉いといって、みんなで信用して拝むて。その話はあるさ。
全体の記録時間数 3:18
物語の時間数 3:00
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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