吉屋チルー(シマグチ混)

概要

吉屋チルーや。芝居にもあるさ。昔よう、小さい時に大変貧乏、貧乏なって。あっちに売られたからよ。非常に、なあきれいくてよ、遊女小呼ばすんちよ、ぬーんどぅが、ありさくとぅ、なあ誰にもあれするさーね。そうして、昔はニンブチャーといってよ、人が死んだら、こんなに屋小作ってよ、こっちでケンケンしよったさ。このニンブチャーといったら、人間であるがよ、お金使い道ぇー知らんで、汚いわけさ。妻も探しきれんで、お金はいっぱいあってよ。これによ、呼ばれたわけさ。そしたらとっても《吉屋チルーは》きれいで、だれにも呼ばれなかったが、これ《ニンブチャー》に呼ばれたので、悲しんで、死んだわけさーね。なーこんなもんにありされて、人間のうりはあらんち。あんさーに、《吉屋チルーが亡くなったので》おじさん達二人て、担いで瓶でしたから、「こっちで休もうね。」と言ったから、そして、これが歌よみしたってえ。「比謝橋の橋は 情けねん人が私渡さと思てぃ 架けてぃうちぇさ〔比謝橋の橋は 情けのない人が わたしを渡そうと思って 架けておいたのだ〕」といって、これがそっちで、歌しよったって。そしたからこれは有名なったわけさ。

再生時間:2:02

民話詳細DATA

レコード番号 47O416410
CD番号 47O41C341
決定題名 吉屋チルー(シマグチ混)
話者がつけた題名
話者名 宮城ナベ
話者名かな みやぎなべ
生年月日 19120517
性別
出身地 美里村高原
記録日 19940917
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 嘉手納T44A08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情 芝居にあった。
文字化資料 かでなの民話P184
キーワード 吉屋チルー,貧乏,遊女,ニンブチャー,比謝橋の橋,歌
梗概(こうがい) 吉屋チルーや。芝居にもあるさ。昔よう、小さい時に大変貧乏、貧乏なって。あっちに売られたからよ。非常に、なあきれいくてよ、遊女小呼ばすんちよ、ぬーんどぅが、ありさくとぅ、なあ誰にもあれするさーね。そうして、昔はニンブチャーといってよ、人が死んだら、こんなに屋小作ってよ、こっちでケンケンしよったさ。このニンブチャーといったら、人間であるがよ、お金使い道ぇー知らんで、汚いわけさ。妻も探しきれんで、お金はいっぱいあってよ。これによ、呼ばれたわけさ。そしたらとっても《吉屋チルーは》きれいで、だれにも呼ばれなかったが、これ《ニンブチャー》に呼ばれたので、悲しんで、死んだわけさーね。なーこんなもんにありされて、人間のうりはあらんち。あんさーに、《吉屋チルーが亡くなったので》おじさん達二人て、担いで瓶でしたから、「こっちで休もうね。」と言ったから、そして、これが歌よみしたってえ。「比謝橋の橋は 情けねん人が私渡さと思てぃ 架けてぃうちぇさ〔比謝橋の橋は 情けのない人が わたしを渡そうと思って 架けておいたのだ〕」といって、これがそっちで、歌しよったって。そしたからこれは有名なったわけさ。
全体の記録時間数 2:17
物語の時間数 2:02
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP