モーイ親方 難題(シマグチ混)

概要

モーイ親方という人は頓知に優れていて頭も良かったけど、行動が悪く周囲からはフリムン扱いに見られていた。位の上の者が、モーイ親方の父親と、頭の切れる身分の高い臣下と一緒に唐(中国)の講習を受けに行こうとしていたところを、モーイ親方は「私が行きます」と申し出た。モーイ親方の父親は息子のモーイのことを心配するが、モーイはトンチでのり切ったという。あそこの人が、見るからに若い子供のモーイに「父親は来ないでなぜお前がここに来たのか」と迫った時、モーイは「サンムヨースービン」と答えた。父親はお産するといって寝ているからです。という意味であった。「男がお産するのか」と唐の者が問いただすと、「雄鶏の卵があるのですか」とモーイは逆に聞いた。次に「とても高い山を船につんで来なさい」という難題に、「高い山はもってきてありますが。それを乗せる船を私にかせて下さいませんか」と返した。最後の「灰縄を持って来たか」という難題にもモーイはこう答えた。縄を板に乗せて燃やし、縄の形が崩れていない灰を目の前でやって見せた。唐の者は、三つの難題すべてモーイに言いまかされてしまった。それくらいモーイ親方は頓知者であった。

再生時間:4:38

民話詳細DATA

レコード番号 47O416385
CD番号 47O41C340
決定題名 モーイ親方 難題(シマグチ混)
話者がつけた題名
話者名 幸地ツル
話者名かな こうちつる
生年月日 19140505
性別
出身地 読谷村渡具知
記録日 19940917
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 嘉手納TT43A06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 笑話
発句(ほっく)
伝承事情 芝居で見た。
文字化資料
キーワード モーイ親方,頓知,雄鶏の卵,灰縄,高い山
梗概(こうがい) モーイ親方という人は頓知に優れていて頭も良かったけど、行動が悪く周囲からはフリムン扱いに見られていた。位の上の者が、モーイ親方の父親と、頭の切れる身分の高い臣下と一緒に唐(中国)の講習を受けに行こうとしていたところを、モーイ親方は「私が行きます」と申し出た。モーイ親方の父親は息子のモーイのことを心配するが、モーイはトンチでのり切ったという。あそこの人が、見るからに若い子供のモーイに「父親は来ないでなぜお前がここに来たのか」と迫った時、モーイは「サンムヨースービン」と答えた。父親はお産するといって寝ているからです。という意味であった。「男がお産するのか」と唐の者が問いただすと、「雄鶏の卵があるのですか」とモーイは逆に聞いた。次に「とても高い山を船につんで来なさい」という難題に、「高い山はもってきてありますが。それを乗せる船を私にかせて下さいませんか」と返した。最後の「灰縄を持って来たか」という難題にもモーイはこう答えた。縄を板に乗せて燃やし、縄の形が崩れていない灰を目の前でやって見せた。唐の者は、三つの難題すべてモーイに言いまかされてしまった。それくらいモーイ親方は頓知者であった。
全体の記録時間数 4:50
物語の時間数 4:38
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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