国直には石垣がたくさんあった。まだ積まんけんどね、誰が造ろうとしてたか、その人物は不明だな。読谷の座喜味までは、首里の管轄だったから、これは首里の管轄だったらしい。これで、戦後ね、その城址を築城するその場所ね、国がブルでもってこう敷いてね、建物造るってあれしたんだ。ブルで引き均す時にね、こんな大きなね、木の箱があるらしいんだよ。上はね、金でこうって、輪っかやっておったって。ある人がね、「何かなあ。」と思ってね、錆してるもんだからね、ぶん投げたらしいんだよ。そしたら、次の人がね、明くる日、取ってからね、何かのはしで釘でこうやったらね、こう出てくるんだよ。これ黄金なんだよ。金なんだよ。で、きれいに洗って磨いてみたらね、金でね、この箱をね、龍で型で巻いているわけさ。それは、もう金だから高いよ。家持って帰ろうとする時に、知花歯科の歯医者がいるさ。その人はもう今亡くなったけどね、知花英夫ちゅうて、社会党の委員長してたけどね、同じ読谷村の人だから、知り人だから、もう見てたらね、「あんたも30万円で買おうか。」って言ったもんだから、「あっ、これ高いんだなあ。宝だなあ。」と思ってね、余計高く売ろうと思って持ち帰ったんんですわ。だからそこは按司墓ちゅうてね、按司ちゅうたら城主なんですよ。按司墓ちゅてね、あっちこっち按司墓があってね、石で造った按司の墓があってね、遺骨もあったらしいんだよ。だから、そこは、この人達が築城の予定だったらしい。だから、そういう金の箱なんかもあったらしいんだ。
| レコード番号 | 47O416372 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C339 |
| 決定題名 | 国直城の黄金箱(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 沢岻安徳 |
| 話者名かな | たくしあんとく |
| 生年月日 | 19220826 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 嘉手納町野国 |
| 記録日 | 19940917 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 嘉手納TT41B02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | かでなの民話P65 |
| キーワード | 国直,石垣,城址,按司墓 |
| 梗概(こうがい) | 国直には石垣がたくさんあった。まだ積まんけんどね、誰が造ろうとしてたか、その人物は不明だな。読谷の座喜味までは、首里の管轄だったから、これは首里の管轄だったらしい。これで、戦後ね、その城址を築城するその場所ね、国がブルでもってこう敷いてね、建物造るってあれしたんだ。ブルで引き均す時にね、こんな大きなね、木の箱があるらしいんだよ。上はね、金でこうって、輪っかやっておったって。ある人がね、「何かなあ。」と思ってね、錆してるもんだからね、ぶん投げたらしいんだよ。そしたら、次の人がね、明くる日、取ってからね、何かのはしで釘でこうやったらね、こう出てくるんだよ。これ黄金なんだよ。金なんだよ。で、きれいに洗って磨いてみたらね、金でね、この箱をね、龍で型で巻いているわけさ。それは、もう金だから高いよ。家持って帰ろうとする時に、知花歯科の歯医者がいるさ。その人はもう今亡くなったけどね、知花英夫ちゅうて、社会党の委員長してたけどね、同じ読谷村の人だから、知り人だから、もう見てたらね、「あんたも30万円で買おうか。」って言ったもんだから、「あっ、これ高いんだなあ。宝だなあ。」と思ってね、余計高く売ろうと思って持ち帰ったんんですわ。だからそこは按司墓ちゅうてね、按司ちゅうたら城主なんですよ。按司墓ちゅてね、あっちこっち按司墓があってね、石で造った按司の墓があってね、遺骨もあったらしいんだよ。だから、そこは、この人達が築城の予定だったらしい。だから、そういう金の箱なんかもあったらしいんだ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:54 |
| 物語の時間数 | 2:52 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |