天川坂(共通語)

概要

今、名嘉病院の下でしょ。あの東側に、こうちょっと下がった道路があるでしょ。天川は、そこですよ。ただそっから行ったり来たりするだけでですね、ええ、マジムンだとか、こういう話聞いていません。薩摩の兵隊がね、沖縄に攻めてくる時、その薩摩の兵隊は、国頭から来たか何か知りませんがね、そこで、あっちの兵隊歩いてきてるんですよ。こっちはまた、ウケーメー、今のお粥さ。米にたくさん水入れて、ウケーメー茹でたと聞いています。粟も入れてやったんか分かりませんがね、兵隊来たもんだから、「これは、この兵隊さんこっち上げたらいかんと思ってね、こっち来たらいかん。」と思って、大きな鍋に炊いてよ、「この兵隊達が来る時、これをこの人達の足にかきて、こっちゆげーらさんといかん。」いうてね、引っ繰り返したらしいですよ。兵隊達は、お腹は、飯食べてこなくて、がばがばあれだけ歩かされて、お腹もぐゎあぐゎあ鳴ったもんだから、地面に引っ繰り返してあるこのウケーメーを気合入れて、じゅっとやったらしいですよ。そっからもう首里上って行ったんでしょうね。

再生時間:2:03

民話詳細DATA

レコード番号 47O416335
CD番号 47O41C336
決定題名 天川坂(共通語)
話者がつけた題名
話者名 町田宗前
話者名かな まちだそうぜん
生年月日 19170624
性別
出身地 嘉手納町野国
記録日 19940919
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 嘉手納TT39A10
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 かでなの民話P29
キーワード 天川,薩摩の兵隊,お粥
梗概(こうがい) 今、名嘉病院の下でしょ。あの東側に、こうちょっと下がった道路があるでしょ。天川は、そこですよ。ただそっから行ったり来たりするだけでですね、ええ、マジムンだとか、こういう話聞いていません。薩摩の兵隊がね、沖縄に攻めてくる時、その薩摩の兵隊は、国頭から来たか何か知りませんがね、そこで、あっちの兵隊歩いてきてるんですよ。こっちはまた、ウケーメー、今のお粥さ。米にたくさん水入れて、ウケーメー茹でたと聞いています。粟も入れてやったんか分かりませんがね、兵隊来たもんだから、「これは、この兵隊さんこっち上げたらいかんと思ってね、こっち来たらいかん。」と思って、大きな鍋に炊いてよ、「この兵隊達が来る時、これをこの人達の足にかきて、こっちゆげーらさんといかん。」いうてね、引っ繰り返したらしいですよ。兵隊達は、お腹は、飯食べてこなくて、がばがばあれだけ歩かされて、お腹もぐゎあぐゎあ鳴ったもんだから、地面に引っ繰り返してあるこのウケーメーを気合入れて、じゅっとやったらしいですよ。そっからもう首里上って行ったんでしょうね。
全体の記録時間数 2:10
物語の時間数 2:03
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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