これまた、兄貴という人はね、ええ、仲村渠大君といって、この人は、父の相続を、三男であるんだが、父の相続をなしと。在世の時、本国民は、俗人の死亡すると、浜に出て死体を食うにより、その大君、唐のミントゥンへ豚を持ち来たりて、死者に代えたる人なり。死亡の時、豚を殺して死体の代わりに食わしめたると。これより島豚の始めなりということ。そういう人もいるわけさあね。琉球人はね、人が死んだら死体を浜に持っていって、食べてから葬式をしよったと。死体を全部食べて、南方でも今やって、それを見て、今の中国から豚を持ってきてね、その死人の代わりに豚を食べさせたと。これが沖縄で豚を食べる始めだったということなんですね。だから、沖縄だけじゃなく、あっちの小笠原でも人が死んだら食べてから葬式をしよったという話があるんだ。今でも南方の蛮族にはそれがあるはずよ。
| レコード番号 | 47O416324 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C336 |
| 決定題名 | 豚食いの始まり(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 津嘉山正弘 |
| 話者名かな | つかやませいこう |
| 生年月日 | 19260425 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 嘉手納町野国 |
| 記録日 | 19940919 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 嘉手納TT38B07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | かでなの民話P153 |
| キーワード | 仲村渠大君,死体を食う,唐のミントゥンへ,豚 |
| 梗概(こうがい) | これまた、兄貴という人はね、ええ、仲村渠大君といって、この人は、父の相続を、三男であるんだが、父の相続をなしと。在世の時、本国民は、俗人の死亡すると、浜に出て死体を食うにより、その大君、唐のミントゥンへ豚を持ち来たりて、死者に代えたる人なり。死亡の時、豚を殺して死体の代わりに食わしめたると。これより島豚の始めなりということ。そういう人もいるわけさあね。琉球人はね、人が死んだら死体を浜に持っていって、食べてから葬式をしよったと。死体を全部食べて、南方でも今やって、それを見て、今の中国から豚を持ってきてね、その死人の代わりに豚を食べさせたと。これが沖縄で豚を食べる始めだったということなんですね。だから、沖縄だけじゃなく、あっちの小笠原でも人が死んだら食べてから葬式をしよったという話があるんだ。今でも南方の蛮族にはそれがあるはずよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:43 |
| 物語の時間数 | 2:12 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |