扇子の命(共通語)

概要

中国の湖南省のある所に高利貸しの悪徳おじいさんがいた。良い易者がいるといううわさを聞き、占ってもらった。その易者が見るとおじいさんは鬼のように見えた。おじいさんが「私の扇子はあとどのくらいか?」と聞くと、「あなたの扇子は来年の1月3日になくなる。」と易者は答えた。「私の命はどうか」と聞くと「その一月おくれ、2月3日になくなる。」といった。おじいさんは、扇子がなくならないように大切にしまった。おじいさんが気にしながら扇子を毎日見ているので不思議に思ったおばあさんは、1月3日に扇子を広げて見た。扇子には美女の絵があり、おばあさんは怒って扇子を焼いてすてた。占いは当たったのでおじいさんは2月3日に死ぬことを確信した。それからおじいさんは優しくなった。又、死ぬ一週間前に公衆便所に行くとお金が落ちていたので近くの木陰に座って忘れた人がくるのを待っていた。忘れた人はそのお金が探せず、おじいさんの座っていた木の枝で首をつって死のうとしていた。おじいさんはそれを止めて、お金を渡、その番頭さんを助けた。死ぬ一日前にお棺の中に入り、死ぬのを待ったのだが、四日になっても死なない。そこで易者に聞きにいくと、易者は「あなたはだれですか。」と聞きかえした。おじいさんは心がけを変えたので人相が変わって死なずにすんだ。

再生時間:11:57

民話詳細DATA

レコード番号 47O416219
CD番号 47O41C330
決定題名 扇子の命(共通語)
話者がつけた題名
話者名 沢岻安徳
話者名かな たくしあんとく
生年月日 19220826
性別
出身地 嘉手納町野国
記録日 19940718
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 嘉手納T33A06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 中国の湖南省,高利貸しの悪徳おじいさん,良い易者,扇子,美女の絵,お金
梗概(こうがい) 中国の湖南省のある所に高利貸しの悪徳おじいさんがいた。良い易者がいるといううわさを聞き、占ってもらった。その易者が見るとおじいさんは鬼のように見えた。おじいさんが「私の扇子はあとどのくらいか?」と聞くと、「あなたの扇子は来年の1月3日になくなる。」と易者は答えた。「私の命はどうか」と聞くと「その一月おくれ、2月3日になくなる。」といった。おじいさんは、扇子がなくならないように大切にしまった。おじいさんが気にしながら扇子を毎日見ているので不思議に思ったおばあさんは、1月3日に扇子を広げて見た。扇子には美女の絵があり、おばあさんは怒って扇子を焼いてすてた。占いは当たったのでおじいさんは2月3日に死ぬことを確信した。それからおじいさんは優しくなった。又、死ぬ一週間前に公衆便所に行くとお金が落ちていたので近くの木陰に座って忘れた人がくるのを待っていた。忘れた人はそのお金が探せず、おじいさんの座っていた木の枝で首をつって死のうとしていた。おじいさんはそれを止めて、お金を渡、その番頭さんを助けた。死ぬ一日前にお棺の中に入り、死ぬのを待ったのだが、四日になっても死なない。そこで易者に聞きにいくと、易者は「あなたはだれですか。」と聞きかえした。おじいさんは心がけを変えたので人相が変わって死なずにすんだ。
全体の記録時間数 12:09
物語の時間数 11:57
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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