これはもう若い時からのね、空手の達人ですからね。この人は、まあいわゆる、首里からの寄留の方だが、奥さんは、屋良の出身でね、今教育委員なされている、副委員長なされている西平先生知ってるかね。西平盛一郎かね。あの喜屋武ミー小は、あの先生のお祖父さんなんですよ。お母さんの親父だからね。あの人はよく知ってるんですがね。まあ結局、あれに全部、三大偉人の中に全部あるんですけどね、比謝橋でもうこの喜屋武のこの先生がね年取ってからまた、比謝橋に風呂屋があったんですよ、銭湯が。先生は、すぐ橋を渡って、そこに家はありましたからね、風呂上がって、そして、ちょうど比謝橋の川の真ん中辺りに立って、川を眺めておったらしいんだ。そうしたら、古堅辺りの若い青年二人がね、ほろ酔い加減で、こう嘉手納辺りから酒飲んで帰りにね、「あそこに喜屋武ミー小が立ってるぞ。二人で川に向かって捕まえて投げてみよう。」言ってやったらしい。その二人、こう共謀してさ、そして、何も言わんでね、こっそりくっついていってからに、すぐいきなり後ろから抱きついてね、川にとって投げようとしたらしい。そしたら、とっさににね、反対に川に向かってまあタンメーが、この捕まえた青年のね、足を後ろにこうして両足で挟んでから、もうすると動きもできないわけ。したら、この捕まえてる青年は、もう地べたに、しゃがんでしまって、青年もびっくりして、二人で逃げて行ったとそのぐらいの達人だということなんですね。
| レコード番号 | 47O416199 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C328 |
| 決定題名 | 喜屋武ミーぐゎー(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 津嘉山正弘 |
| 話者名かな | つかやませいこう |
| 生年月日 | 19260425 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 嘉手納町野国 |
| 記録日 | 19940919 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 嘉手納T31A02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | かでなの民話P139 |
| キーワード | 空手の達人,首里からの寄留,奥さん,比謝橋 |
| 梗概(こうがい) | これはもう若い時からのね、空手の達人ですからね。この人は、まあいわゆる、首里からの寄留の方だが、奥さんは、屋良の出身でね、今教育委員なされている、副委員長なされている西平先生知ってるかね。西平盛一郎かね。あの喜屋武ミー小は、あの先生のお祖父さんなんですよ。お母さんの親父だからね。あの人はよく知ってるんですがね。まあ結局、あれに全部、三大偉人の中に全部あるんですけどね、比謝橋でもうこの喜屋武のこの先生がね年取ってからまた、比謝橋に風呂屋があったんですよ、銭湯が。先生は、すぐ橋を渡って、そこに家はありましたからね、風呂上がって、そして、ちょうど比謝橋の川の真ん中辺りに立って、川を眺めておったらしいんだ。そうしたら、古堅辺りの若い青年二人がね、ほろ酔い加減で、こう嘉手納辺りから酒飲んで帰りにね、「あそこに喜屋武ミー小が立ってるぞ。二人で川に向かって捕まえて投げてみよう。」言ってやったらしい。その二人、こう共謀してさ、そして、何も言わんでね、こっそりくっついていってからに、すぐいきなり後ろから抱きついてね、川にとって投げようとしたらしい。そしたら、とっさににね、反対に川に向かってまあタンメーが、この捕まえた青年のね、足を後ろにこうして両足で挟んでから、もうすると動きもできないわけ。したら、この捕まえてる青年は、もう地べたに、しゃがんでしまって、青年もびっくりして、二人で逃げて行ったとそのぐらいの達人だということなんですね。 |
| 全体の記録時間数 | 3:04 |
| 物語の時間数 | 2:59 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |