父ちゃんの時も、侍の大であるわけさ。お父さん、お母さんまで。それを、首里の親方の言いつけで、八重山に何か取っといでという、山をね、「八重山のくしの獄、何とかう獄。あれを沖縄に持っておいで。」という、あれが食らったわけさ、お父さんに。だけど、「お父さんは年取っているからできない、私が行く。」と言って、自分で出ているわけさ。自分から。そしてその山はね。ただでは持ってこれないから、政府で船を出しなさいと。山を積む船は出来ないさ。そしたらまたね、「灰縄というのを作りなさい。」と、いうわけさ。持っておいでと言うわけよ、上の人が。これ、灰綱というのをね、縄をなって綱を燃やせばなっているさと、このモーイ親方が。質問してみんな返すわけさ。そして、「雄鳥のね、卵を持っておいで。」と言うから、「うちのお父さんは、卵は出来ませんから。」ということで、みんな返答しているから偉い、って言われているわけ。誰がも返答は出来ないけど、モーイ親方はやっているさ。質問をみんな解いてあるから、ふらーふーじして偉いということになっているわけ、モーイ親方は。そして、片方は、下駄履いて、片方は、草履履いて出たけど、だから、これさ、一つはお父さんの命令、一つはお母さんの命令って。お父さんは下駄履いて行きなさい、お母さんは草履履いて行きなさいと言うから、両方二通りは出来ないから、両方履いているって。知恵があったというのかな。もう服装はね、あんまり上等でなく、何も権利は持たないけど、中身はいいみたい。これも、みんな芝居から出ているんだよ。昔の話だから、分からん。伝え話、芝居から聞いているんだよ。
| レコード番号 | 47O416168 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C326 |
| 決定題名 | モーイ親方 難題 下駄とぞうり(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 山入端ウト |
| 話者名かな | やまのはうと |
| 生年月日 | 19180308 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 嘉手納町兼久 |
| 記録日 | 19940223 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 嘉手納T29A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 芝居で見た。 |
| 文字化資料 | かでなの民話P349 |
| キーワード | 八重山の獄,山,積む船灰縄,モーイ親方,雄鳥の卵,下駄履,草履 |
| 梗概(こうがい) | 父ちゃんの時も、侍の大であるわけさ。お父さん、お母さんまで。それを、首里の親方の言いつけで、八重山に何か取っといでという、山をね、「八重山のくしの獄、何とかう獄。あれを沖縄に持っておいで。」という、あれが食らったわけさ、お父さんに。だけど、「お父さんは年取っているからできない、私が行く。」と言って、自分で出ているわけさ。自分から。そしてその山はね。ただでは持ってこれないから、政府で船を出しなさいと。山を積む船は出来ないさ。そしたらまたね、「灰縄というのを作りなさい。」と、いうわけさ。持っておいでと言うわけよ、上の人が。これ、灰綱というのをね、縄をなって綱を燃やせばなっているさと、このモーイ親方が。質問してみんな返すわけさ。そして、「雄鳥のね、卵を持っておいで。」と言うから、「うちのお父さんは、卵は出来ませんから。」ということで、みんな返答しているから偉い、って言われているわけ。誰がも返答は出来ないけど、モーイ親方はやっているさ。質問をみんな解いてあるから、ふらーふーじして偉いということになっているわけ、モーイ親方は。そして、片方は、下駄履いて、片方は、草履履いて出たけど、だから、これさ、一つはお父さんの命令、一つはお母さんの命令って。お父さんは下駄履いて行きなさい、お母さんは草履履いて行きなさいと言うから、両方二通りは出来ないから、両方履いているって。知恵があったというのかな。もう服装はね、あんまり上等でなく、何も権利は持たないけど、中身はいいみたい。これも、みんな芝居から出ているんだよ。昔の話だから、分からん。伝え話、芝居から聞いているんだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:43 |
| 物語の時間数 | 2:17 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |