ヒーヒリマージュー(シマグチ混)

概要

屁ひりマージョーと言って、屁へって、ぷっぷーし、かえるごとに、ぷっぷーとした。またサバチ箱マージューとも言った。昔貧乏人の結婚式はよー、頭にサバチ箱、くしとか、油入れる箱、乗してね、家から、結婚する時持ってる、道具だからね。毎日道からサバチ箱持ってるから、毎日結婚だったわけ。ヒーヒリマージューは。で、そこにナカイルパッパーが居てよ、「今日どこぬ、泊まりに、どこに、結婚するかー。」と言って、「行くよー。」んでぃ、と言ってね、 「今の内に、屁へっておいてね、向こう行ったら、屁、へるなよ。」と。「仲居の、手間小貰うときは、絶対屁ひっていけないよ。」と。「足のかかとで、お尻の穴を塞いでおけ。」と、アールーヨーマージューんち、それで、向こう行ってね、今、屁へるかなあって、心配してよ、ナカイルパッパーは。だから、「アールーヨーマージュー、覚えているか。」と言って、「覚えています。」しっぽの穴はね、足のかかとでね、塞いでおけよ、という意味さ。そうしてね、ようやく、結婚がすんでね、お婆また、「となあ、20銭のー、からちん。」で、もらって、帰りよったらしいが。そうしてまた、マージューも、終わって、屁をこらえるために、全身ね、とっても緊張して婿さんがよ、「どうした、どこが痛いか。」と言ったら、「とてもおならがしたい。」と言ったので、「屁んでぃ、でぃらい、はまてぃいれー。」と言ったので、二、三日ちゃー、屁らい、ぷっぷーし、「ここに置いてはおけないから帰りなさい。」帰されるわけ。したらまた、サバチ箱、頭に乗して、また離婚さー。お婆さんの所に行ってね、ナカイルパッパーに、「帰ってきっどー、おばー。」と言ってね、「昨日20銭手間があったから二貫、五銭はお前に取らすから、明日行くから準備しておきなさいよ。」んち。それで、毎日結婚式だったさ。お婆はまた儲ける。ナカイルパッパーは。そういう話をお婆たちがしとったわけさー、昔。

再生時間:2:37

民話詳細DATA

レコード番号 47O416124
CD番号 47O41C324
決定題名 ヒーヒリマージュー(シマグチ混)
話者がつけた題名
話者名 仲宗根朝勝
話者名かな なかそねあさかつ
生年月日 19200317
性別
出身地 嘉手納町久得
記録日 19940624
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 嘉手納T25A08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 笑話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 かでなの民話P371
キーワード 屁ひりマージョー,サバチ箱,お尻の穴
梗概(こうがい) 屁ひりマージョーと言って、屁へって、ぷっぷーし、かえるごとに、ぷっぷーとした。またサバチ箱マージューとも言った。昔貧乏人の結婚式はよー、頭にサバチ箱、くしとか、油入れる箱、乗してね、家から、結婚する時持ってる、道具だからね。毎日道からサバチ箱持ってるから、毎日結婚だったわけ。ヒーヒリマージューは。で、そこにナカイルパッパーが居てよ、「今日どこぬ、泊まりに、どこに、結婚するかー。」と言って、「行くよー。」んでぃ、と言ってね、 「今の内に、屁へっておいてね、向こう行ったら、屁、へるなよ。」と。「仲居の、手間小貰うときは、絶対屁ひっていけないよ。」と。「足のかかとで、お尻の穴を塞いでおけ。」と、アールーヨーマージューんち、それで、向こう行ってね、今、屁へるかなあって、心配してよ、ナカイルパッパーは。だから、「アールーヨーマージュー、覚えているか。」と言って、「覚えています。」しっぽの穴はね、足のかかとでね、塞いでおけよ、という意味さ。そうしてね、ようやく、結婚がすんでね、お婆また、「となあ、20銭のー、からちん。」で、もらって、帰りよったらしいが。そうしてまた、マージューも、終わって、屁をこらえるために、全身ね、とっても緊張して婿さんがよ、「どうした、どこが痛いか。」と言ったら、「とてもおならがしたい。」と言ったので、「屁んでぃ、でぃらい、はまてぃいれー。」と言ったので、二、三日ちゃー、屁らい、ぷっぷーし、「ここに置いてはおけないから帰りなさい。」帰されるわけ。したらまた、サバチ箱、頭に乗して、また離婚さー。お婆さんの所に行ってね、ナカイルパッパーに、「帰ってきっどー、おばー。」と言ってね、「昨日20銭手間があったから二貫、五銭はお前に取らすから、明日行くから準備しておきなさいよ。」んち。それで、毎日結婚式だったさ。お婆はまた儲ける。ナカイルパッパーは。そういう話をお婆たちがしとったわけさー、昔。
全体の記録時間数 2:37
物語の時間数 2:37
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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